甲斐市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ハイブリットホーム上機嫌　」、「ふるさとホーム甲斐西八幡」、「ふるさとホーム甲斐下今井」をはじめとした、山梨県/甲斐市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は9件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 9件

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甲斐市の老人ホーム・介護施設について

甲斐（かい）市は、山梨県の北西部に位置する市です。こちらでは「甲斐市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

甲斐市の特徴

甲斐市、山梨県、日本（アラツク - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

甲斐市の人口は7万6,038人です。このうち65歳以上の高齢者人口は1万9,474人で、高齢化率は25.61％となります（2021年1月1日現在）。甲斐市の面積は71.95㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

甲斐市の魅力

甲斐市は、農業が盛んな市です。特産品である「赤坂トマト」は、農地や農業の活性化を目的に栽培が始まったトマトです。赤坂台総合公園の西側といった、地元住民にとって身近な場所で栽培されており、みずみずしく甘い果肉が味わえます。

そのほか「やはたいも」「ワインビーフ」「たまご」「桑の実ジャム」が特産品です。芋焼酎「大弐（だいに）」は、2018年に「モンドセレクションスピリッツ＆リキュール部門」で金賞を受賞しました。

また、甲斐市では自然豊かな景色を楽しめます。「岩森のポピー畑」は、敷地面積約6,600㎡の花畑です。初夏には敷地いっぱいに赤やピンクのポピーが咲き広がります。秋には同じ場所がコスモス畑として整備され、1年に2種類の花を楽しめるスポットです。このほか亀沢の棚田、曲岳（まがりたけ）、釜無（かまなし）川といった水や緑に恵まれた場所があります。

ほかにも、甲斐市は歴史を感じられるスポットが豊富です。「松尾神社」は、桃山時代に建立されたといわれる神社です。1970年に甲斐市の有形文化財に指定されました。また「慈照寺」は、桜の名所として知られる寺院です。山梨県の指定有形文化財に登録されています。ほかにも「三社神社」「山縣（やまがた）神社」「光照寺」「天澤寺」といった神社仏閣があります。

甲斐市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

甲斐市の主要な駅

甲斐市には、JR中央本線、昇仙峡（しょうせんきょう）ロープウェイが走行しています。主要な駅は「竜王」駅です。山梨県の県庁所在地・甲府市の「甲府」駅まで一駅です。東京方面へ便利に行き来できます。

また甲斐市では、路線バスや高速バス、甲斐市民バスが運行しています。運転免許証を自主返納した方は、甲斐市民バスに半額で乗車できます。

甲斐市役所

甲斐市役所の所在地は、甲斐市篠原2610です。「甲斐市役所竜王庁舎」バス停からすぐで到着します。

要介護認定の申請は、長寿推進課介護保険係で受け付けています。

参考：甲斐市役所

甲斐市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

甲斐市にある地域包括支援センターは1カ所です。また、地域の身近な相談窓口として「在宅介護支援センター」が4カ所設置されています。

参考：甲斐市「高齢者に関する相談は地域包括支援センターへ」

甲斐市のイベント

山県大弐銅像（山県神社）（でここ - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

甲斐市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「御幸祭（おみゆきまつり）」は、毎年4月中旬に、信玄堤公園で開催されるお祭りです。おしろいを塗って女装したみこしの担ぎ手が「ソコダイ、ソコダイ」という掛け声に合わせて信玄堤を練り歩きます。1200年前から続く祈願祭が由来の行事で、2003年に復活しました。

「大弐学問祭」は、毎年秋分の日に山縣神社周辺で開催されています。学問の神様としてまつられている山県大弐を偲んでおこなわれる祭りです。みこしの渡御や仮装行列をはじめ、信玄太鼓の演奏、みゆきソコダイ踊り、スタンプラリーが催されます。福餅や福銭の配布、飲食屋台といったグルメも豊富です。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

甲斐市の高齢者支援制度

甲斐市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。

介護用品支給事業

在宅の高齢者を介護している家族に向け、介護用品を購入できるクーポン券を交付します。対象品目は、紙おむつ、尿取りパッド、使い捨て手袋、お尻拭き用のウェットティッシュです。クーポン券は、市長によって指定された店でのみ利用できます。

対象者と助成額は下記の表の通りです。

対象者	助成額（月額）
以下のすべてに該当する方市内在住の方要介護4・5に認定された方を在宅介護している方要介護者が属する世帯および対象者世帯の世帯員の当該年度の市民税が非課税の方	6,250円
以下のすべてに該当する方市内在住の方下記のいずれかの方を在宅介護している方要介護3に認定された方要介護4・5に認定された方で、要介護者が属する世帯および対象者世帯の世帯員の当該年度の市民税が課税の方	3,000円

問い合わせは、市役所長寿推進課長寿あんしん係で受け付けています。

参考：甲斐市「介護用品支給事業」

緊急通報システム（ふれあいペンダント）事業

急病や事故といった緊急事態にあった際に、ボタン1つで通報できる「緊急通報システム」を高齢者の自宅に取り付ける事業です。システムは24時間使用でき、緊急時の速やかな援助や支援につなげます。機器の設置には、固定電話が必要です。

自己負担額は、設置にかかる費用の1割です。市民税非課税世帯の方は無料となります。なお、システム利用時の電話料や電気料金については利用者負担です。

対象は「一人暮らしで虚弱な65歳以上の高齢者、もしくは高齢者のみの世帯に属している方」のうち「緊急性が高い病気を患っていて緊急通報システムが必要と認められる方」です。ただし、車の運転が可能な方や外出が多い方、携帯電話を持っている方は対象外です。

問い合わせは、市役所長寿推進課長寿あんしん係で受け付けています。

参考：甲斐市「緊急通報システム（ふれあいペンダント）事業」

認知症高齢者等見守りネットワーク事業

認知症の方が行方不明になった場合などに、速やかな発見や支援につなげる事業です。利用者の身体的な特徴や連絡先、かかりつけ医といった情報を甲斐市に登録しておくと、行方不明時の捜索活動などに活用できます。ネットワークへの登録は無料です。

また、事業には有志の地域住民や地元企業が協力しています。協力者は日頃から高齢者への見守りや声掛けを積極的におこないます。異変や所在不明などに早期に気づける仕組みです。

対象は、市内に住む認知症の方のうち「65歳以上で行方不明になる恐れがある方」または「若年性認知症ほかこれに類する状態にあり、行方不明になる恐れがある方」です。問い合わせは、長寿推進課介護予防推進係で受け付けています。

参考：甲斐市「認知症高齢者等見守りネットワーク事業」

甲斐市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

甲斐市で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。甲斐市と隣接しているのは、甲府市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、中巨摩郡昭和町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。