和歌山県の最寄り500m以内の老人ホーム・介護施設

介護のほんねでは、「ロイヤルケア向陽太田」、「あさかビレッジ」、「あさかハイツ」をはじめとした、和歌山県/最寄り500m以内の老人ホームを499件掲載中。

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和歌山県の老人ホーム・介護施設について

和歌山県は近畿地方の南部・紀伊半島にあり、森林に囲まれた土地でありながら、海にも面している自然豊かな環境です。こちらでは「和歌山県での高齢者の暮らし」にまつわる情報をご紹介します。

和歌山県の特徴

和歌山県庁（kouko0515, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

和歌山県の人口は95万4,258人であり、このうち65歳以上の高齢者数は30万8,961人です。高齢比率は32.4％と比較的高めです（2020年1月1日現在）。面積は4,724.65k㎡で、県の面積の4分の3以上を森林が占めています。

和歌山県は、9つの市と20の町、1つの村があります。以下の表のように、県内は大きく和歌山市を中心とする紀北と中央部に位置する紀中、南部広域を指す紀南の3つに分かれています。県庁所在地は和歌山市です。

エリア名	特徴	自治体数	自治体名
紀北エリア	平野の約半分の面積で、大阪府と面している	9	和歌山市、海南市、岩出市、紀の川市、紀美野町、かつらぎ町、橋本市、九度山町、高野町
紀中エリア	スポーツ・レジャー観光が盛ん	11	有田市、有田川町、湯浅町、由良町、日高町、日高川町、広川町、美浜町、御坊市、印南町、みなべ町
紀南エリア	温泉郷があり、リゾート観光が盛ん	10	田辺市、新宮市、上富田町、白浜町、すさみ町、古座川町、串本町、太地町、那智勝浦町、北山村

参考：和歌山県「和歌山県における高齢化の状況（令和2年度）」「平成29年度市町村編（指標からみた和歌山県のすがた）」／国土交通省「観光圏整備事業予備調査報告書（和歌山県）」

和歌山県の魅力

和歌山県は、自然と歴史文化に恵まれた地域です。気候は冬でも暖かいため、みかん、うめ、かき、ももなどの果物の生産が農業総産出額の6割以上を占めています。そのため、和歌山県は「果樹王国」とも言われています。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野古道があり、多くの観光客が訪れます。熊野三山や高野山、吉野・大峯へと続く参詣道は大いなる歴史と雄大な自然を感じられます。

また、温泉が多いのも魅力。日本三古湯に数えられる白浜温泉、熊野への参詣と一緒に堪能できる熊野本宮温泉郷など、さまざまな温泉を楽しめます。

和歌山県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

和歌山県の主要な駅

和歌山県を走る主な線路は、県内を東西に走るJR和歌山線、南北に走るJR紀勢本線があります。さらに和歌山県と大阪府間をJR阪和線が結びます。そのほか、和歌山電鐵や南海電鉄なども走っています。

県内の鉄道乗降客数はJR紀勢本線「和歌山」駅が特に多く、次いで阪和線「紀伊」駅が多いです。また南海電鉄では「和歌山市」駅や「八幡前」駅の乗降車数が多くなっています。

なお、和歌山市内では、和歌山バスと和歌山バス那賀が全域で走っています。移動手段としてバスを利用するのもおすすめです。

参考：和歌山県「和歌山県内の各路線」「南海電鉄グループ『乗降人数』」／和歌山市「和歌山市地域公共交通網形成計画及び和歌山市都市・地域総合交通戦略（2019年3月）」

和歌山県の市役所

こちらでは県内でも特に人口が多く主要な都市である、和歌山市と田辺市と橋本市の市役所について、ご紹介します。

市役所	所在地・アクセス・ホームページ
和歌山市役所	所在地：和歌山市七番丁23 アクセス：和歌山バス「市役所前」停留所の目の前要介護認定の申請窓口：介護保険課ホームページ：和歌山市役所
田辺市役所	所在地：田辺市新屋敷町1 アクセス：JR「紀伊田辺」駅から徒歩15分要介護認定の申請窓口：やすらぎ対策課ホームページ：田辺市役所
橋本市役所	所在地：橋本市東家1丁目1-1 アクセス：和歌山バス那賀「橋本市役所前」バス停の目の前要介護認定の申請窓口：介護保険課ホームページ：橋本市役所

和歌山県の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

和歌山県の市町村、各自治体には合計49カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：和歌山県「県内の地域包括支援センター一覧」

和歌山県のイベント

熊野速玉大社（663highland - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

こちらでは、和歌山県内で催されているイベントをご紹介します。

「扇立祭（おうぎたてまつり）」は、世界遺産である熊野速玉大社（新宮市）にて毎年7月14日に開催されます。国宝である桧扇の写しを神前にて開帳し、五穀豊穣や無病息災を祈願します。紀南エリア最大の納涼祭として地元の人々に親しまれている行事です。

なお熊野速玉大社では、重要無形民俗文化財に指定されている「御船祭」や、日本最古の火祭りである「御燈祭」も開催されます。

「雛流し」は、和歌山市加太にある淡嶋神社にて、毎年3月3日に催されます。白木の小舟に積まれた雛人形と願い事を書いた形代を海に流し、見送る行事です。

参考：熊野速玉大社公式サイト「祭礼行事」／紀伊民報AGARA「扇立祭は神事のみ　熊野速玉大社で檜扇蔵出し」／和歌山市「雛流し3月3日」／淡嶋神社「年中行事」

和歌山県の高齢者支援制度

和歌山県が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

みんなで取り組もう！わかやま健康づくり月間（和歌山市）

和歌山市では、県民の健康意識を高め、健康を維持するための活動を啓発するために、「みんなで取り組もう！わかやま健康づくり月間」を設けています。毎年10月1日から31日まで実施し、趣旨に賛同する関係団体と、工夫を凝らした活動を企画しています。

過去には、ウォーキングなどの運動イベントや、健康まつり、地域健康講座などが開かれています。

参考：和歌山市「みんなで取り組もう！わかやま健康づくり月間実施要項」

見守り・安心ネットワーク事業（海南市）

海南市では、認知症の方やご家族が安心して暮らせるよう、地域が一丸となって高齢者を見守る「見守り・安心ネットワーク事業」を実施しています。事前に海南市地域包括支援センターに認知症の方の情報を登録します。行方不明になった際に、情報を見守り協力機関や協力者に提供し、地域での見守りの目を増やすことで、早期発見を目指す取り組みです。

参考：海南市「見守り・安心ネットワーク事業」