氷見市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「リハ・ハウス来夢」、「氷見サービス付き高齢者向け住宅やないだの郷」をはじめとした、富山県/氷見市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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氷見市の老人ホーム・介護施設について

氷見市（ひみし）は富山県の西北部に位置し、能登（のと）半島の付け根の東側にあります。こちらでは「氷見市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

氷見市の特徴

氷見市役所、富山県、日本（アラツク - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

氷見市の人口は4万5,867人です。65歳以上の高齢者人口は1万7,718人で、高齢化率は38.63%となっています（2021年1月1日現在）。氷見市の面積は230.54㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」

氷見市の魅力

氷見市は漁場環境に恵まれています。「天然のいけす」と呼ばれる富山湾では、多種多様な魚が獲れます。特にひみ寒ぶり、氷見イワシが有名です。また「氷見漁港場外市場ひみ番屋街」では海鮮の他、氷見うどんや氷見牛といった特産品を堪能できます。

また「氷見市漁業文化交流センター」は、富山湾の特徴や氷見の魚を楽しく学べるスポットです。氷見の漁師体験やVRシアターを使った映像が楽しめます。

また氷見市には、沿岸北部に温泉が点在し「能登半島国定公園氷見温泉郷」と呼ばれています。旅館や民宿が20軒あり、日帰り入浴や宿泊を楽しめます。泉質は「美人になる湯」として、女性に人気があるスポットです。

氷見市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

氷見市の主要な駅

氷見市内にはJR氷見線が走っています。主要駅は「氷見」駅です。駅からは氷見市街地周遊バスが出ており、市役所や市民病院への移動が容易です。

氷見市役所

氷見市役所は、氷見市鞍川（くらかわ）1060にあります。バスを利用する場合は「氷見市役所前」バス停を下車後、徒歩約3分で到着します。

要介護認定の申請先は、福祉介護課介護保険担当の窓口です。なお、手続きは居宅介護支援事業者に代理申請を依頼できます。

参考：氷見市役所

氷見市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

氷見市内にある地域包括支援センターの相談窓口は5カ所です（2020年3月27日現在）。

参考：氷見市「高齢者の総合相談・支援」

氷見市のイベント

氷見市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「ひみまつり」は、毎年8月上旬に開催されるお祭りです。1973年から開催されています。魚提灯山車（うおちょうちんだし）の展示や市内外の獅子舞が集まる「獅子舞フェスティバル」といった催しがあります。お祭りのフィナーレには、県内で最大級とされる豪華な花火大会が氷見の夏の夜空を彩ります。

「祇園祭り」は、毎年7月13日、14日の2日間にわたって「日吉神社」「日宮神社」中の橋周辺で開催されるお祭りです。300年ほど前に氷見地域一体を襲った悪病を退散させるため、祈願をおこなったことが由来です。「日吉神社」と「日宮神社」の氏子が、神輿（みこし）や太鼓台を率いて巡行する姿が見られます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

氷見市の高齢者支援制度

氷見市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

軽度生活援助サービス

在宅で生活する高齢者が自立した生活を送り続けられるよう、家事援助者を派遣して簡単な日常生活の援助をするサービスです。主に冬季の除雪（屋根の雪下ろし・生活路以外の敷地内、道路の除雪は対象外）を実施します。利用できるのは1回につき1時間程度で年に2回までです。利用料は1時間800円となります。

対象者は「65歳以上で一人暮らしの方または高齢者のみの世帯などで、そのうち住民税非課税世帯の方」です。

参考：氷見市「高齢者在宅福祉サービス」

寝具洗濯乾燥消毒サービス

寝具類の衛生管理のために、水洗いおよび乾燥消毒などのサービスを実施します。実施回数は年2回で、利用者負担は経費の1割（およそ250円）になります。

対象者は「65歳以上の一人暮らしで要支援以上の認定を受けている方」「高齢者のみの世帯で要介護4以上の認定を受けた方」「重度身体障がい者で老衰や心身の障がいなどにより寝具類の衛生管理が難しい方」です。

参考：氷見市「高齢者在宅福祉サービス」

ひとり暮らし高齢者等安否確認（配食）サービス

高齢者の自宅を訪問し栄養バランスのとれた食事を提供するとともに、安否確認もおこなうサービスです。利用できるのは1日2食（昼食・夕食）までで、利用料は1食450～471円（おかゆ食は500～523円）となります。

対象者は、65歳以上の一人暮らしの方、高齢者のみの世帯で調理が難しい方です。なお、要支援・要介護に認定されており、居宅サービス計画に配食サービスが組み込まれていることを前提としています。

参考：氷見市「高齢者在宅福祉サービス」

氷見市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。氷見市と隣接しているのは高岡市、石川県七尾市、羽咋市、羽咋郡宝達志水町、鹿島郡中能登町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。