南砺市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「やどりぎ」、「あんしんアパートなんと」をはじめとした、富山県/南砺市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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費用を抑えたい方に。入居一時金、月額利用料が比較的低いプランの施設だけをご紹介します。

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南砺市の老人ホーム・介護施設について

南砺（なんと）市は、富山県の南西部に位置する市です。こちらでは「南砺市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

南砺市の特徴

南砺市役所総合庁舎（Hirorinmasa - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

南砺市の人口は4万9,492人です。65歳以上の高齢者人口は1万8,980人で、高齢化率は38.35％となります。南砺市の面積は668.64㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」

南砺市の魅力

南砺市は、のどかな集落と自然があふれています。「白川郷」とともに世界遺産に認定された「五箇山（ごかざん）合掌造りの集落」が有名です。伝統工芸の五箇山和紙や、国内最古の民謡といわれる「こきりこ」ほか、日本独自の文化と暮らしが継承されています。近くには「越中の小京都」と呼ばれる城端（じょうはな）エリアの古い蔵や石畳、路地が広がります。

また利賀（とが）村は、美しい山々が広がり、2本の清流が流れるエリアです。村の南方には金剛堂山がそびえており、広大な自然を満喫できます。南砺市は山々に囲まれているため湧き水が豊富で「不動滝の霊水」をはじめとする市内各所で名水が味わえます。

南砺市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

南砺市の主要な駅

南砺市では、JR城端（じょうはな）線が走行しています。主要な駅は「城端」駅です。城端線を使うと高岡市の「高岡」駅まで1本で行き来できます。

また南砺市の市営バスでは、市内の一部エリアでデマンド運行区間を導入しています。デマンド運行は、あらかじめ予約をした場合のみ運行する交通制度です。満70歳以上の方を対象に、5,090円で1年間乗り放題のシルバーパスを販売しています。

南砺市役所

南砺市役所の所在地は、南砺市荒木1550です。「福光」駅から徒歩約6分で到着します。

要介護認定の申請は地域包括ケア課長寿介護係または地域包括支援センターで受け付けています。

参考：南砺市役所

南砺市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

南砺市の地域包括支援センターは1カ所です。また、地域の相談窓口として在宅介護支援センターが8カ所あります。

参考：南砺市「南砺市地域包括支援センター」

南砺市のイベント

福野夜高祭（砺波夜高祭WEB管理人 - 砺波夜高祭WEB, CC 表示 3.0, リンクによる）

南砺市で恒例のイベント・お祭りをご紹介します。

「利賀の初午（とがのはつうま）行事」は、毎年1月15日ごろに利賀地域の上村地区でおこなわれる正月行事です。国の選択無形民俗文化財や富山県の無形民俗文化財に指定されています。五穀豊穣や家内安全を願って、神の使いである神主や午方（うまかた）に扮した5人の小学生が集落の各戸を訪ねて歩きます。230年続く伝統的な行事です。

「福野夜高（ふくのよたかまつり）祭」は、福野の中心市街地で毎年5月1日から3日にかけて開催されるお祭りです。5月1日から2日にかけては、宵祭りの神さまをお迎えする行事である「夜高行燈（よたかあんどん）」の練り回しがあり、5月3日の本祭りでは「曳山巡行」がおこなわれます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

南砺市の高齢者支援制度

南砺市が提供している高齢者支援制度をご紹介します。

寝具類等洗濯乾燥消毒サービス

高齢者の寝具類の衛生を守るため、クリーニング費を助成するサービスです。助成券を使うと掛け布団・敷き布団・毛布、各1枚の洗濯・乾燥・消毒できます。1枚3,000円の助成券を6カ月ごとに1枚（年間2枚）交付します。

対象者は以下の表の通りです。

対象者	詳細な要件
65歳以上で在宅の方	下記のいずれかに該当要介護3以上の寝たきりの方認知症の方
要支援以上の在宅の方	下記のいずれかに該当 70歳以上の一人暮らしの方 75歳以上のみの世帯の方
身体障害者手帳1・2級の肢体が不自由な方

参考：南砺市「寝具類等洗濯乾燥消毒サービスについて」

軽度生活援助サービス

簡単な家事作業の費用を支援する制度です。サービスは南砺市シルバー人材センターの会員がおこないます。作業の内容は以下の7項目です。

庭木の伐採（剪定除く）
庭（家周り）の除草
台風対策としての家周りの防備
家屋内の整頓、清掃
家周りの除雪（屋根雪おろしを除く）
家屋の雪囲い（樹木は除く）
障子の張り替え

1世帯当たりの年間支援限度額は1万円で、かかった費用の5割を支援します。ただし山間過疎地域振興条例の対象になる地域は、支援限度額が2万円に引き上げられます。材料費や機械代などは、全て利用者の負担です。

対象者は下記のいずれかに該当し、なおかつ世帯全員が申請年度の住民税所得割非課税の世帯の方です。

70歳以上の一人暮らしの方
75歳以上のみ世帯の方
身体障害者手帳1・2級の障がい者のみ世帯の方

参考：南砺市「軽度生活援助サービス」

住みよい住宅改善支援サービス

身体機能が低下しても自宅で暮らせるように、住宅改修工事の費用を補助する制度です。上限90万円のうち、対象工事費の3分の2の額を助成します。ただし介護保険法の住宅改修費の支給が優先され、介護保険での支給分は控除されます。対象工事は介護保険法の住宅改修で定められた以下の6項目です。

手すりの取り付け
段差の解消
滑りの防止および移動の円滑化などのための床または通路面の材料の変更
引き戸などへの扉の取り替え
洋式便器などへの便器の取り替え
その他、前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

利用対象者は以下の3点を満たす方です。

1年以上南砺市に住所を有する
65歳以上で介護認定を受けている方がいる世帯
世帯全員が前年所得税非課税の世帯

なお、助成を受けるには着工前の申請が必要です。問い合わせ、申請は地域包括ケア課長寿介護係またはふくし総合窓口で受け付けています。

参考：南砺市「住みよい住宅改善支援サービス」

南砺市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

南砺市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。南砺市は、小矢部市、砺波市、富山市、石川県金沢市、白山市、岐阜県飛騨市、大野郡白川村と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。