鳥取市のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム　風紋館」、「認知症高齢者　グループホームはまむら」、「グループホームわかばの家青谷」をはじめとした、鳥取県/鳥取市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は18件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 18件

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鳥取市の老人ホーム・介護施設について

鳥取市は、鳥取県の東部に位置する県庁所在地です。ここでは、鳥取市エリアでの高齢者の暮らしにまつわるポイントをご紹介します。

鳥取市の特徴

鳥取市役所（Phronimoi - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

鳥取市の人口は18万4,989人です。そのうち、65歳以上の高齢者人口は5万5,216人で、高齢化率は29.84％となっています（2021年7月31日現在）。

面積は765.31㎢で、鳥取市は、中東部、南部、西部と大きく3つのエリアに分けられます。

エリア名	地域名
中東部	鳥取、国府（こくふ）、福部（ふくべ）
南部	河原（かわはら）、用瀬（もちがせ）、佐治（さじ）
西部	気高（けたか）、鹿野（しかの）、青谷（あおや）

参考：鳥取市「鳥取市／鳥取市の人口・世帯数」「鳥取市の位置・面積」

鳥取市の魅力

鳥取市の北部は日本海に面しており、新鮮な海産物が多く収穫できます。松葉ガニ、白イカが名物の海産です。また、食農産物でいうと二十世紀梨や鳥取和牛が有名です。

鳥取市には「鳥取砂丘」があります。特に夕日が沈む際の茜色に染まる砂丘は、絶景です。夜には満天の星が広がります。また、10 月下旬から11 月上旬にはらっきょうの花が一面に咲きます。

また鳥取市には温泉があります。鳥取温泉は「鳥取」駅から徒歩圏内の市街地にあります。地域内には4つの天然温泉公衆浴場があり、気軽に温泉を楽しめ、疲れた体を癒してくれます。鳥取温泉の泉質は硫酸塩泉で、リウマチ、神経痛、慢性皮膚病の改善に効果的です。

鳥取市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

鳥取市の主要な駅

鳥取市では、JR西日の本山陰本線と因美（いんび）線が走行しています。主要な駅は「鳥取」駅になります。JR「鳥取」駅は山陰本線と因美線の両方が乗り入れており、乗客数が多い駅です。

鳥取市役所

鳥取市役所の所在地は、鳥取市幸町71です。JR「鳥取」駅より徒歩5分で着きます。要介護認定を申請する際は長寿社会課（本庁舎13番福祉窓口）か、市内の各総合支所・市民福祉課で受け付けています。

参考：鳥取市役所

鳥取市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

鳥取市には、合計7カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：鳥取市「地域包括支援センター（高齢者の総合相談）」

鳥取市のイベント

駅前通り若桜街道交差点付近。進行方向は鳥取駅。(2013年)（KASEI - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

鳥取市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「鳥取しゃんしゃん祭」は毎年8月に開催されるお祭りです。鳥取県東部地方に古くから伝わる「因幡（いなば）の傘踊り」を誰でも簡単に踊れるようにアレンジしたのがはじまりであり、鈴が取り付けられた「しゃんしゃん傘」を使って参加者が一斉に踊ります。年4,000人を超える踊り子が踊る様子は圧巻です。

「宇倍（うべ）神社例大祭」は毎年4月21日に宇倍神社で開催されるお祭りです。麒麟獅子舞（きりんじしまい）の奉納と合わせ、幟（のぼり）武者の行列や可憐な巫女の舞が披露されます。麒麟獅子舞の特徴ある一本角の獅子舞は県の無形民俗文化財に指定されています。

「鳥取砂丘イリュージョン」とは、毎年12月に鳥取砂丘で開催されるイベントです。鳥取砂丘を光で彩り、冬にしか見ることができない幻想的な光景を演出します。フードコートがあるので、イルミネーションを楽しみつつ、鳥取の味覚を味わえます。

鳥取市の高齢者支援制度

鳥取市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

地域リハビリテーション活動支援事業

「地域リハビリテーション活動支援事業」は、リハビリテーション専門職をはじめとした方を「地域の通いの場」（老人会の集会所など）や介護サービス事業所に派遣し、介護予防の取組内容について技術的な指導や助言をおこなう制度です。

対象は、地域の通いの場を運営する高齢者グループ、地域包括支援センター、第1号事業をおこなう指定事業所です。費用は無料となります。支援内容は、以下の表のとおりです。

支援例	対象	内容
通いの場などへの支援	高齢者グループ	通いの場における取組への助言、介護予防に資する運動プログラムの指導
事業所内研修の講師派遣	事業所	リハビリテーションに関する事業所内の研修に講師を派遣
利用者のアセスメントやプログラムの立案・見直し支援	事業所	通所や訪問サービスで、身体機能や生活機能の評価方法やプログラムの立案・見直しについて助言や支援
口腔・嚥下機能の評価支援	事業所ケアマネジャー	口腔機能や嚥下機能の評価方法や食形態の見直しについて助言や指導
ケアマネジメントの助言・指導	ケアマネジャー	サービス担当者会議への同行、ケアプランの内容の見直しや住まいの環境改善、福祉用具の検討といった、ケアマネジメントの充実に向けて助言や指導

引用：鳥取市「地域リハビリテーション活動支援事業について」

鳥取市介護予防事業おたっしゃ教室

「おたっしゃ教室」は、運動や口の健康、栄養について楽しみながら学べる通所型の教室です。対象は、鳥取市内在住の65歳以上の方ですが、医師から運動制限されている方や、通所サービスを利用している方は対象外となります。

内容は、主に椅子に座りながらの運動、栄養やお口の機能改善のための講話を実施します。教室終了後は、参加者自ら自発的・継続的な健康づくりをすすめていきます。実施回数は毎週1回の全12回を1コースとし、時間は1回あたり90分間です。参加費は、1教室1回につき500円となります。会場までご自分で向かうのが難しい方は送迎が可能です。

参考：鳥取市「鳥取市介護予防事業おたっしゃ教室」

はり・きゅう・マッサージ費の助成について

「はり・きゅう・マッサージ費の助成」は、高齢者の福祉の向上を図るため、はり・きゅう・マッサージの施術に要する費用の一部を助成する制度です。

所得税および市民税非課税で、75歳以上の方または65歳以上の後期高齢者医療の被保険者か、後期高齢者医療の被保険者で、納期が到来している後期高齢者医療保険料を完納している方が対象です。助成内容は、1回あたり1,000円の助成券を最大12枚まで発行します。

参考：鳥取市「はり・きゅう・マッサージ費の助成について」

鳥取市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

鳥取市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。鳥取市は、八頭郡智頭町、八頭町、若桜町、東伯郡三朝町、湯梨浜町、岩美郡岩美町、兵庫県美方郡新温泉町、岡山県津山市、苫田郡鏡野町と隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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