中野区のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「グランドマスト江古田の杜」、「グランドマスト中野若宮」、「かがやきの季中野南台」をはじめとした、東京都/中野区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 4件

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中野区の老人ホーム・介護施設について

中野区は新宿区や渋谷区といった副都心と隣接している、アクセスに優れた地域です。またアニメやマンガといった「サブカルチャーの街」として知られています。ここでは「中野区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

中野区の特徴

中野区役所（Broad-Sky in Japan - Taken by the Author who is Broad-Sky, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

中野区は人口は33万4,632人（2021年3月1日現在）、面積は15.59k㎡と、両方とも23区内で14番目です。東京23区の中央からやや西に位置しています。都心に近く中野駅から新宿まで10分圏内、池袋まで20分圏内と移動しやすいのが特徴の1つです。

出典：東京都「東京都の人口（推計）」／中野区「中野区の位置と面積」

中野区の中心地は中野駅周辺です。コンサート会場やボーリング場がある「中野サンプラザ」、商業施設の「中野ブロードウェイ商店街」など、比較的若者向けの”区のシンボル”がいくつかあります。

また、中野駅の北口を出て目の前にある「中野サンモール商店街」には、惣菜店や喫茶店、洋品店が軒を連ね、シニアの方もお買い物や外食を楽しめます。

中野駅周辺を少し離れると、住宅地が密集しています。人口密度の高さは23区中2位です。住宅地が面積の多くを占めるので、広い公園や緑地は少ないです。「住人1人当たりの公園の面積」は23区内で22位です。

参考：東京都建設局「公園調書」

中野区の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

中野区の主要な駅、区役所、地域包括支援センターの情報を紹介します。

中野区の主要な駅

中野区で最も利用者が多い駅は「中野」駅です。JR中央・総武線、東京メトロ東西線を使えます。中央・総武線に関してはJR東日本が発表した2019年度版の乗車人員ランキングでは、東日本全体で19位です。通勤・通学時は混みますが、中野駅始発の電車もあり、座って移動することも可能です。

また中野区には東京メトロ・丸の内線、都営地下鉄・大江戸線が通る「中野坂上」駅、西武鉄道・西武新宿線「新井薬師前」駅、「沼袋」駅、「野方」駅などがあります。

参考：JR東日本「各駅の乗車人員（2019年度）」

中野区役所

引用：中野区

高齢者にとって区役所は要介護認定の申請、住民票の取得、行政主導のサービスの利用、助成金の申請などの際に利用します。介護を受ける本人だけでなく、その家族が利用する場面もあります。

中野区役所の住所は東京都中野区中野4丁目8-1です。最寄駅の「中野」駅からは約240メートル。北口の左正面にあり徒歩2分で着きます。

要介護認定の申請は2階6番窓口の「地域支えあい推進部介護・高齢者支援課介護認定係」で受け付けています。

また老人ホーム・介護施設に入居したあとの「苦情解決の連絡先」に中野区役所が指定されているケースもあります。入居後、施設職員に伝えにくい内容は区役所に相談することも一案です。

中野区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

中野区には「上鷺宮」「鷺宮」「江古田」「中野北」「中野」「東中野」「本町」「南中野」と8つの地域包括支援センターがあります。

これから介護生活をはじめるうえで、費用や体調に関して心配ごとがある方は、地域包括支援センターを頼ることをおすすめします。

中野区の魅力

哲学堂公園

中野駅前の「サンモール商店街」、新井薬師駅前の「新井薬師駅前商店街」、東中野駅前の「東中野銀座商店会」など、中野区には活気ある商店街が多いです。

なかでもシンボルが「中野ブロードウェイ商店街」。マンガ、アニメといったサブカルチャー関連の店舗が多いです。昭和のマンガもあります。また昔を思い出すレトロな看板、ミニカーなどのグッズもあります。

文化的なスポットでいうと、国の名勝に指定されている「哲学堂公園」もあります。1904年に哲学者の井上円了博士が創設した公園です。園内には哲学者を祀る「四聖堂」をはじめ、77の哲学に関する建、石造物、通路があります。

中野区には商店街や公園など、散歩を通して楽しみながら運動できるスポットが多いという魅力があります。

中野区のイベント

中野区で最も大きな例大祭が「中野氷川神社例大祭」です。町会ごとに20基以上の神輿が出され区内を練り歩きます。中野通りや早稲田通りのほか、中野駅前の商店街まで神輿が通るほどの大規模なお祭りです。

伝統的なお祭りが残っている一方で、新しいお祭りも増えています。2013年から開催されたお祭りが「中野セントラルパーク夏祭」です。中野駅北口から徒歩5分にある中野セントラルパーク内で催される、毎年恒例の夏祭りになります。

介護が必要な方でも、老人ホームによっては職員同伴でお祭りに参加できることもあります。また自立の方であれば、自由に外出して家族や友人とお出かけできます。お祭りの活気に包まれるだけでも、脳にとっていい刺激になるでしょう。

中野区の高齢者支援制度

中野区が推進している高齢者支援制度を紹介します。

なかの便利地図「バリアフリーマップ」

なかの便利地図「バリアフリーマップ」は、中野区が運営しているWebを使ったバリアフリーの施設検索サービスです。車椅子の利用者をはじめ、高齢者、障がい者の方々が安心して使える公共施設を検索して利用できます。

「建物内にスロープがあるか」「階段に手すりはあるか」などの条件で公共施設を探せます。事前にバリアフリーであることを確認しておけることで、安心してお出かけできます。

「在宅療養（摂食・えん下機能）支援センター」への摂食・嚥下機能に関する無料相談

摂食・嚥下機能が衰えてしまった、または今後不安な方は、無料で在宅療養支援センターに電話やFAXで相談ができます。センターには歯科衛生士がおり、アドバイスをしてくれます。本人だけでなく家族が相談することも可能です。

またサイト上には中野区積極・えん下機能支援推進協議会が発行する「かんたん嚥下食レシピ集」をダウンロードできます。相談のあとに必要な場合は、医療機関の紹介や医師・歯科医師による訪問診療の案内も受けられます。

三療（はり・灸・マッサージ）サービス（出張サービス）

「65歳以上で常時寝たきりの方、または重度の認知症の状態にある方」「身障手帳1級の方」「被爆者健康手帳の交付を受けている方」を対象に資格を持った施術者が、はり・灸・マッサージをするサービスです。

1回900円で年に4回まで利用できます。利用対象に当てはまる方は、先述した担当区域の地域包括支援センターで申請が可能です。

中野区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

中野区には介護施設がたくさんあります。しかしどうしても条件が合わず、エリア内で希望の施設が見つからないときは新宿区、渋谷区、杉並区、豊島区、練馬区などの隣接するエリアにも目を向けてみてください。特に杉並区、練馬区では中野区よりも多くの介護施設があります。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。