徳島県の口コミ・評判ありのグループホーム

介護のほんねでは、「グループホームグランスイートマリー」、「グループホームえくせれんと鴨島」、「グループホームやまもも」をはじめとした、徳島県の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は26件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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徳島県の老人ホーム・介護施設について

徳島県は四国4県のなかでも東側に位置する県です。こちらでは「徳島県で暮らす高齢者」に役立つ情報をご紹介します。

徳島県の特徴

徳島県庁（663highland - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

徳島県の人口は72万2,653人です。65歳以上の人口は24万2,299人で、高齢化率は34.0%です（2020年7月1日現在）。
徳島県の総面積は4,146.79k㎡です。大きく分けて西部、東部、南部のエリアに分かれ、24の自治体があります。県庁所在地は徳島市です。

エリア	自治体数	自治体
西部	4	三好市、東みよし町、美馬市、つるぎ町
東部	15	徳島市、阿波市、吉野川市、小松島市など
南部	5	阿南市、那賀町、海陽町、美波町、牟岐町

徳島県：「徳島県年齢別推計人口｜徳島県の統計情報」「徳島県の概要｜徳島県ホームページ」／阿波ナビ「はやわかり徳島」

徳島県の魅力

徳島県は森林が多く、古くから林業や農業が盛んな地域です。吉野川や勝浦川に豊富な水を供給しており、特産品である野菜の生産を支えています。すだちや生シイタケ、春夏にんじんの生産量は日本でもトップクラスです。

大鳴門橋は四国と本州をつないでおり、日帰りで大阪府や兵庫県へ出かけられる、四国地方の玄関口です。また徳島ラーメンや鳴門鯛、鳴門わかめ、なると金時といったご当地グルメも豊富です。

徳島県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

徳島県の主要な駅

徳島県にはJR線の四国旅客鉄道が主要都市から地方まで結んでいるほか、徳島県南部の海岸線をつなぐ阿佐海岸鉄道の阿佐東線があります。

利用者数が多いのは、JR「徳島」駅「阿南」駅「勝端」駅「石井」駅です。高徳線と牟岐線の利用ができ、高徳線は香川県の「高松」駅までつなぐ路線です。牟岐線は阿佐東線とともに阿波室戸シーサイドラインと愛称が付けられている路線で、小松島市や阿南市を結び、県南部までのアクセスも抜群です。

徳島市・阿南市・鳴門市の市役所各地域の市役所では要介護認定や助成金の申請など、高齢者も利用する機会が多い場所です。徳島県内でも人口が多い徳島市・阿南市・鳴門市の市役所について住所、アクセス、要介護認定の申請窓口をご紹介します。

市役所名	所在地・アクセス・ホームページ
徳島市役所	所在地：徳島市幸町2丁目5 アクセス：「中央郵便局前・徳島市役所北」バス停から徒歩3分要介護認定の申請窓口：高齢介護課（徳島市役所南館1階・17番）ホームページ：徳島市
阿南市役所	所在地：阿南市富岡町トノ町12-3 アクセス：JR牟岐線「阿南」駅から徒歩7分要介護認定の申請窓口：保健福祉部介護・ながいき課ホームページ：阿南市
鳴門市役所	所在地：鳴門市撫養町南浜字東浜170 アクセス：「鳴門市役所前」バス停の目の前要介護認定の申請窓口：市長寿介護課ホームページ：鳴門市

徳島県の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

徳島県には徳島市に1カ所、鳴門市など6カ所、阿南市7カ所などの合計36カ所の地域包括支援センターが設置されています（2021年5月1日現在）。お気軽にお問い合わせください。

参考：徳島県「地域包括支援センターについて」

徳島県のイベント

徳島市阿波おどり（Rosino, CC 表示-継承 2.0, リンクによる）

徳島県で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「阿波おどり」は400年の歴史があり、世界に誇る伝統的なイベントになります。三味線や太鼓をはじめとする伝統的な楽器による2拍子の伴奏と、連（レン）と呼ばれる踊り手たちが街を踊り歩きます。国内外から100万を越える観光客が訪れるなど、夏の風物詩として知られています。

阿波おどりはまた鳴門市の撫養川近辺では「鳴門市納涼花火大会」が開催されます。「鳴門市阿波おどり」の開幕イベントとして5,000～7,000発の花火が上がり、県内最大級の花火大会です。

「妖怪まつり」は三好市旧山城町で2000年に始まりました。多くの妖怪の言い伝えがあり、「妖怪村」や「妖怪街道」などの観光名所があります。最大の見どころは妖怪の着ぐるみを着ておこなうパレードです。

徳島県の高齢者支援制度

徳島県が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

徳島市の「元気高齢者づくり事業」（徳島市）

元気高齢者づくり事業では、看護師による血圧測定、健康相談、軽い運動を通して、楽しく健康づくりをサポートしています。対象者は「おおむね65歳以上の高齢者で、医師から運動制限などの指示を受けていない方」です。地域の公民館やコミュニティセンター、福祉センターなどで実施されており、1回300円で参加できます。

参考：徳島市「元気高齢者づくり事業」

認知症高齢者を守る「見守りあんしんシールの配布」（徳島市）

徘徊の恐れがある認知症高齢者の方に「見守りあんしんシール」を配布しています。QRコードが印刷されており読み取ると伝言板が表示されます。発見者が伝言板に書き込むと瞬時に保護者にメールが自動送信される仕組みです。費用は無料で、シールは徳島市役所の健康長寿窓口で配布しています。

参考：徳島県「見守りあんしんシールの配付」

高齢者の生活を助ける「高齢者住宅改造費助成事業」

転倒などのリスクを防ぐため、手すりや滑り止めの設置などのリフォームをする際に助成金を利用できます。徳島市や阿波市、小松島市など、自治体ごとに上限額が違います。徳島市は45万円、阿波市は60万円、小松島市は90万円が上限です。

参考：徳島県「高齢者住宅改造費助成事業」「高齢者住宅改造促進事業について」

徳島県で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

徳島県に本社を構える株式会社エクセレントケアシステムなど、県内にはさまざまな老人ホームや介護施設があります。特に徳島市に集中しています。

しかし、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。隣接している地域は、香川県、愛媛県、高知県になります。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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