藤枝市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウス　みどりの風・おかべ」をはじめとした、静岡県/藤枝市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

藤枝市の老人ホーム・介護施設について

藤枝市は、静岡県の中央に位置している市です。こちらでは「藤枝市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

藤枝市の特徴

藤枝市役所、静岡県、日本（アラツク - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

藤枝市の人口は14万4,096人です。65歳以上の高齢者人口は4万3,295人で、高齢化率は30.05％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は約194㎢です。北部は赤石山系の森林地帯で、南部は大井川の一部が流れています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／藤枝市「立地条件が抜群！アクセスも良好」

藤枝市の魅力

藤枝市は豊かな自然に恵まれた地域です。市の中央を流れる瀬戸川の両岸には約2㎞の桜のトンネルが続きます。「蓮華寺池（れんげじいけ）公園」は「花・水・鳥」をテーマにした公園です。年間を通じて美しい花々が見られ、四季の変化を楽しめます。特に春は約1,300本の桜や種類豊富な約250本の藤が咲きます。

藤枝市は自然が多く豊かな土壌と水があることから、地酒やお茶の生産が盛んです。特に、岡部町朝比奈地区は玉露（ぎょくろ）の日本三大産地の一つです。「玉露の里」では、最高級の玉露を、美しい日本庭園の茶室で味わえます。

藤枝市の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

藤枝市の主要な駅

藤枝市の鉄道は、JR東海道本線が走行しています。藤枝市にある駅は「藤枝」駅のみです。JR東海道本線を使えば「熱海（あたみ）」駅まで1本でいけます。

なお電車のほか、静鉄バスが運行しており、市内各地のアクセスに便利です。

藤枝市役所

市役所の所在地は、藤枝市岡出山1丁目11-1です。「藤枝市役所」バス停からすぐです。

要介護認定の申請は、介護福祉課で受け付けています。

参考：藤枝市役所

藤枝市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

藤枝市では地域包括支援センターのことを「安心すこやかセンター」と呼んでいます。市内には7カ所の安心すこやかセンターが設置されています。

参考：藤枝市「藤枝市安心すこやかセンターをご利用ください」

藤枝市のイベント

蓮華寺池公園（江戸村のとくぞう - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

藤枝市で毎年恒例になっているイベント・お祭りをご紹介します。

「藤枝花火大会」は、毎年8月に蓮華寺池公園でおこなわれます。大正時代から続く歴史のある花火大会で、約5,000発の花火が打ち上げられます。また、静岡県ならではのサッカーボールの形を模した創作花火が見どころです。

「滝ノ谷不動峡（たきのやふどうきょう）もみじまつり」は毎年11月末の紅葉シーズンに合わせて、滝ノ谷不動峡で開催されるイベントです。紅葉の美しさを楽しむだけでなく、地元で採れるシイタケやヤマイモといった季節の農産物が購入できます。

藤枝市の高齢者支援制度

藤枝市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者見守り声かけサービス事業

藤枝市と市内の新聞販売会社が協力し、高齢者への声掛けによる見守りをおこなうサービスです。登録した利用者に、新聞配達員が声掛けをします。異変を見つけた際は、緊急連絡先や市、消防、警察といった機関に通報してくれます。このサービスは、新聞の購読の有無に関係なく無料で利用できます。

対象者は「藤枝市内に住む65歳以上の人」で、以下のいずれかに当てはまる人です。

一人暮らしの方
高齢者のみの世帯の方
日中一人になる方
その他見守りを必要とする方

参考：藤枝市「高齢者見守り声かけサービス事業」

在宅安心システム

一人暮らしや日中一人になる方に向けて、市が緊急通報装置を貸し出す事業です。緊急通報装置は以下の2つの種類があり、どちらか一方を貸与しています（2021年12月15日現在）。

種類	特徴
自宅設置型	電話機の近くに緊急通報装置を設置し、ボタンを押すと警備業者に連絡します。警備業者が対象者のもとへ駆けつけ、救急車の要請や緊急連絡先などの連絡をします。そのほか、火災感知器、ガス漏れ感知器、安否センサーの貸し出しも可能です。
携帯型	持ち運び式の緊急通報装置です。屋外でも緊急通報や駆けつけサービスが利用できます。ただし、藤枝市外への駆けつけは有料です。

対象者は「市内に住む65歳以上の人」で、以下のいずれかに該当する人です。

一人暮らしの方
要介護・要支援の認定を受けた方のみの世帯の方
同居者が要介護3以上の方
同居者が仕事や介護などで不在になり、日中に上記1、2と同じ状態になる方

参考：藤枝市「在宅安心システム」

お出かけサポート位置情報サービス

認知症などで行方不明になる恐れがある高齢者を介護している人に、小型のGPS探索装置を貸し出します。市が加入料や充電器といった費用を負担してくれます。利用料は月々の基本料金 500円（税別）と探索にかかる諸費用のみです。

対象者は「認知症や高次脳機能障害、その他の認知障害により、所在が不明になる恐れがある方を介護する方」です。

参考：藤枝市「お出かけサポート位置情報サービス」

藤枝市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

希望する施設が見つからない場合は周辺の地域まで範囲を広めてみましょう。藤枝市は静岡市、焼津市、島田市に隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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