松江市のグループホーム
介護のほんねでは、「ニチイケアセンター東津田」、「ニチイケアセンター松江玉造」、「医療法人仁風会 雲陽の里」をはじめとした、島根県/松江市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は37件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。
検索結果 37件
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松江市は、山陰のほぼ中央に位置する自治体です。島根県の県庁所在地であり、2018年に中核市へ移行しました。こちらでは「松江市での高齢者の暮らし」にまつわる情報を紹介します。
松江市の人口は20万0,772人です。高齢者の人口(65歳以上)は5万9,628人で、高齢化率は29.70%です(2021年1月1日現在)。
松江市の面積は572.99㎢です。北部に島根半島の美しい景観・リアス式海岸があります。中央部には国際的に重要なラムサール条約湿地に登録された宍道湖(しんじこ)があり、南部は海・山・緑に囲まれており、市全体が自然豊かです。
参考:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(2021年1月1日現在)」/松江市「位置と面積・生い立ち」松江市には、2015年に国宝へ指定された「松江城」があります。入母屋破風(いりもやはふ)という屋根に載せるように付けた三角形の飾りがあり、千鳥が羽根を広げているように見えることから、別名「千鳥城」です。
松江城には、堀があり水辺に恵まれています。周辺は遊歩道が整備されているため、散策にもおすすめです。
また松江市は、魚類が豊富な「宍道湖」や牡丹の生産量1位の「大根島(だいこんしま)」といった自然あふれるスポットがあります。宍道湖ではシジミやシラウオといった名物が穫れます。
松江市には、JR山陰本線(京都~下関)・木次線(きすきせん)、一畑電車北松江線が走っています。
主要な駅はJR山陰本線の「松江」駅、「宍道」駅です。「松江」駅は、松江市の中心部にある駅で、JR山陰本線を使えます。「宍道」駅では、JR山陰本線からJR木次線へ乗り換えができます。
市役所では、要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りと、さまざまな手続きをするための窓口が設置されています。
松江市役所は松江市末次町86にあります。アクセスは路線バス、北循環線(内回り・外回り)「市役所前」バス停を下車して徒歩すぐです。
松江市で要介護認定の申請は介護保険課(西棟1階・16版窓口)で受け付けています。また松江市の鹿島支所、島根支所、美保関(みほのせき)支所の市民生活課でも可能です。
参考:松江市役所地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。松江市の地域包括支援センターは、2カ所のサテライト型を含めて8カ所です。
参考:松江市社会福祉協議会「地域包括支援センター一覧」松江市で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。
松江市では、毎年夏に「松江水郷祭」という西日本最大級の湖上花火大会を実施。1929年から始まった歴史深い花火大会で、2日間にわたって開催されます。また宍道湖の湖面に幻想的な花火が打ち上がります。周辺場所では飲食ブースやライブを実施しており、老若男女楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。
「松江祭鼕行列(まつえさいどうぎょうれつ)」は毎年10月におこなわれます。鼕(どう)と呼ばれる太鼓を据えた山車(だし)屋台を市民が打ち鳴らして曳き回る祭りです。鼕行列には、国籍や住まいの地域関係なく楽しむ団体や各町内の鼕保存会、小学校の鼕行列クラブが参加し、毎年賑わいを見せます。
「松江水燈路(まつえすいとうろ)」は松江城の周辺がライトアップされる光のイベントです。毎年10月に開催されます。会期中には、さまざまなイベントに参加したり、屋台で食事をしたりといった楽しみ方ができます。
老人ホームや介護施設では、介護職員が付き添ってお祭りやイベントに参加することがあります。参加したい方は、入居前に施設に問い合わせてみるといいでしょう。
松江市が展開している高齢者に対する支援制度をご紹介します。
「食」の自立支援事業は、高齢者への配食を通して栄養のある食事の提供、また見守りをする事業です。食の自立支援事業がおこなっているサービスを利用すると、配達料が無料になる配食利用券が支給されます。また配達時には安否確認、自立支援、生活の質の確保をします。
対象者は65歳以上の方、要介護認定や要支援認定を受けている40歳以上65歳未満の2号被保険者が以下の条件を満たすと利用できます。
安心ライフ援助事業は、在宅で生活している高齢者の生活をサポートする取り組みです。在宅生活を続けるうえで、支援が必要になった高齢者に対して、介護保険適用外となる家事援助をおこないます。利用できるのは1年間で8時間以内、30分あたり50円の費用が必要です。対象者の条件は下記の通りです。
訪問理美容サービス事業(チョキチョキ訪問事業)は、在宅生活を送っている要介護状態の高齢者や障がい者の自宅を理容師や美容師が訪問し、整髪や生活状態確認をするサービスです。1年間で最大6回まで利用でき、利用料金は上限が2,000円です。料金は、1回ごとに直接事業者に対して支払います。
下記要件を全て満たしている方が対象です。
松江市内で、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。松江市は雲南市、出雲市、安来市、鳥取県境港市と隣接しています。
ここではグループホーム(認知症対応型老人共同生活介護)への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。
グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。
グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。
グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。
要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。
グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。
グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。
特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。
また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。
グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。
グループホームはほとんどの場合、定員が9~18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。
グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。
認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。
グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
初期費用 | 月額費用 |
---|---|
0~数百万円ほど | 10~20万円ほど |
グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。
入居一時金は0~数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万~数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。
グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。
以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。
グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。
また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。
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