守山市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「エルプラス元町」、「エルプラス勝部」、「ここあ守山」をはじめとした、滋賀県/守山市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は7件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 7件

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守山市の老人ホーム・介護施設について

守山市は、滋賀県の南部にある琵琶湖の東南部に位置する市です。都市化が進む一方で、自然にも恵まれています。こちらでは「守山市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

守山市の特徴

Moriyama City Hall in Shiga Prefecture, Japan（Bakkai at the Japanese language Wikipedia, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

守山市の人口は、8万4,511人です。65歳以上の高齢者人口は1万8,517人で、高齢化率は21.91%となっています（2021年1月1日現在）。

守山市の面積は55.74㎢です。学区で分けると守山、小津（おづ）、河西、中洲、吉身、玉津、速野の7エリアとなります。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／守山市「学区情報」

守山市の魅力

守山市は野洲川（やすがわ）によって形成された沖積（ちゅうせき）平野に位置します。周囲には山がなく平地が広がっています。平地ならではの穏やかな気候をいかした農業が盛んで、面積の約半分が農地です。近江米や守山メロンなどが生産されています。

また守山市は花やホタルが有名です。花を観賞できるスポットには、野洲川の堤防沿いに咲き並ぶ笠原のソメイヨシノ、新庄町や今浜町のコスモス畑があります。またホタルは、夏になれば市街地でも見ることができます。

歴史のある名所もあり、日本遺産・市指定文化財の「大庄屋諏訪家屋敷（おおじょうやすわけやしき）」は江戸時代・諏訪家の庄屋屋敷の特徴が残された御屋敷です。主屋や書院、茶室、土蔵などを観賞できます。さらに国の重要文化財に指定されている「勝部神社」や「小津神社」といった寺社が多くあります。

守山市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

守山市の主要な駅

守山市ではJR東海道本線を利用できます。主要駅は「守山」駅です。「守山」駅からは米原方面や、神戸方面にアクセスできます。また、江若（こうじゃく）交通バスやコミュニティバスといったバス路線も通っています。

守山市役所

守山市役所は、守山市吉身2丁目5-22にあります。バスを利用する場合は「市役所前」バス停を下車後、すぐに到着します。

要介護認定の申請先は、介護保険課（すこやかセンター内）です。本人や家族が申請の手続きができない場合には、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所などに代行を依頼することも可能です。

参考：守山市役所

守山市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

守山市には、計4カ所の地域包括支援センターが設置されています（2021年5月1日現在）。

参考：滋賀県「老人福祉施設等一覧（県把握分）」

守山市のイベント

勝部神社, 滋賀県守山市（663highland - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

守山市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「勝部の火まつり」は、毎年1月の第2土曜日に「勝部神社」で開催されるお祭りです。大蛇に見立てた、12基のたいまつを燃やして1年間の健康を祈願します。鎌倉時代に「大蛇を退治したことで、天皇の病気が改善した」という言い伝えをきっかけに始まったとされています。たいまつのサイズは長さ5～6m、重さ400kgです。

「長刀（なぎなた）まつり」は毎年5月5日に「小津神社」で開催されるお祭りで、国の無形民俗文化財に指定されいます。長刀を振りながら1列になって行進する「長刀振り」、ササラや太鼓笛などの囃子（はやし）に合わせて踊る「長刀踊り」を楽しめます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

守山市の高齢者支援制度

守山市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

配食サービス

高齢者の自宅へ、昼食か夕食またはその両方を配達し、安否確認をおこなうサービスです。栄養が偏りがちな食生活の改善をサポートします。利用回数は月～金曜日の間で、昼食・夕食それぞれ1～5回までです。身体状態によってお弁当の選択が可能で、おかゆやきざみ食、配慮食なども用意されています。1食の利用料は、普通食は280～390円、配慮食は410～500円です。

対象者は「市内在住の一人暮らしの65歳以上の高齢者または高齢者のみで構成される世帯」であり「市民税非課税世帯で、食生活改善や安否確認が必要な方」です。サービスを利用したい方は、ケアマネジャーもしくは地域包括支援センターに相談してください。

参考：守山市「高齢福祉サービス」

紙おむつ費用助成券

自宅で要介護者を介護する家族に対し、紙おむつ購入費用の一部を助成します。対象品目は紙おむつや紙パッド、おしりふきなどです。2,000円の助成券を月2枚（4,000円分）を上限に交付します。

対象者は「市内で在宅生活している方で、要介護3以上であり、常におむつや紙パンツの着用が必要な方」です。入院や入所中の方はサービスの対象外ですが、グループホームまたは有料老人ホームに入居中の方は対象に入ります。申請先は守山市役所長寿政策課の窓口です。

参考：守山市「高齢福祉サービス」

高齢者住宅小規模改造助成

高齢者が住み慣れた家で暮らし続けられるよう、小規模な改造にかかる費用の一部を助成します。対象となる改造工事は、段差の解消や手すりの取り付け、トイレの洋式化などです。上限を50万円とした対象の工事費の半分を補助額としています。補助額の限度は25万円となります。

対象者は、市内で暮らす65歳以上の高齢者で以下の3点をすべて満たす方です。

「障がい老人の日常生活自立度」の基準に基づいて、準寝たきり以上の方
本人や配偶者などの前年課税所得額が基準を超えない方
市民税などの滞納がない方

申請先は市役所介護保険課です。助成を受けるためには、着工前の申請が必要になります。

参考：守山市「高齢福祉サービス」

守山市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。守山市は野洲市、栗東市、草津市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。