川越市の最寄り500m以内のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「イルミーナかわごえ」、「プラチナ・シニアホーム川越的場」、「レジデンス川越」をはじめとした、埼玉県/川越市/最寄り500m以内の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は19件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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川越市の老人ホーム・介護施設について

川越市は、都心から30㎞の首都圏に位置するベッドタウンです。伝統的な町並みが残る「小江戸」として知られています。ここでは川越市エリアでの高齢者の暮らしについてご紹介します。

川越市の特徴

川越市蔵造り資料館（あばさー - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

川越市の人口は35万3,260人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は9万4,966人で、高齢化率は26.88％になっています（2021年1月1日現在）。川越市の面積は109.13k㎡です。川越市は以下の表のように、11つのエリアに分かれます。

地区名	地区の特徴
本庁地区	市役所の本庁や市民会館、市立図書館をはじめ、県南西部の拠点機能を支える公共施設が多数立地する
芳野地区	北には入間川が流れ、南では川越運動公園が整備された、自然豊かな地区
古谷地区	国道16号・JR川越線を介して大宮方面からの玄関口となる地区
南古谷地区	豊かな自然環境・田園景観が広がる地区
高階地区	東武東上線を介して東京方面と強い結びつきを持つ地区、人口は川越市全体の約15％の割合を占める
福原地区	農地や樹林地が63％を占める
大東地区	豊かな田園集落環境ながら、市街地は市の産業の拠点となり、川越狭山工業団地が立地
霞ヶ関地区	東京のベットタウン
霞ヶ関北地区	11地区で面積が最も小さい地区
名細地区	樹林地、小畔川、入間川があり、豊かな自然環境に恵まれた地区
山田地区	国道254号の沿道で新たな商業施設の立地が急速に進む

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／川越市「川越市の面積が変わりました」「地域別構想（地図）」

川越市の魅力

川越市は、歴史的情緒あふれる街並みが魅力です。「一番街商店街」や川越市のシンボルである時計台「時の鐘」をはじめ、城下の頃の面影を残す建造物が多くみられます。「時の鐘」の音色は、1996年に「残したい『日本の音風景100選』」に認定されています。

また、神社仏閣が多いです。人気の観光名所「喜多院（きたいん）」は国指定重要文化財に指定されており、江戸文化財の宝庫です。境内には、さまざまな表情の約540体の五百羅漢（ごひゃくらかん）があり、日本三大羅漢に選ばれています。

川越市は、食文化が豊かであり特産品が豊富です。川越市はサツマイモの収穫が盛んで、サツマイモを使った和菓子・洋菓子を味わえます。「時の鐘」近くにある「小江戸おさつ庵」のおさつチップは、食べ歩きグルメとして市民に親しまれています。

川越市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

川越市の主要な駅

川越市では、JR埼京線・川越線、東武東上線、西武新宿線が走行しています。東武東上線は、東京メトロ副都心線や有楽町線へ繋がるため、池袋・新宿・渋谷・横浜方面へも出やすくアクセス良好です。乗降車数の多い主要駅は「川越」駅や「本川越」駅、「西川越」駅です。

川越市役所

川越市役所の所在地は、川越市元町1丁目3‐1です。「市役所前」バス停からすぐです。要介護認定の際は介護保険課（本庁舎3階）で受け付けています。

参考：川越市役所

川越市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

川越市内には、合計11カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：川越市「川越市地域包括支援センター」

川越市のイベント

時の鐘付近にて（2008年10月）（Kounosu - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

川越市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「川越まつり」は毎年10月の第3土曜日と日曜日に開催されるお祭りです。埼玉県内で最大の祭事で「関東三大祭」のひとつとされています。最大の見どころは「曳っかわせ（ひっかわせ）」。数台の山車（だし）を向かい合わせることをいいます。2005年に「川越氷川祭の山車行事」として国指定重要無形民俗文化財に認定されました。

「川越百万灯夏まつり」は、毎年7月最後の土曜日と日曜日に開催されるお祭りです。川越藩主の松平斉典（まつだいらなりつね）を偲ぶ切子灯籠（きりこどうろう）から始まったお祭りです。一番街から札の辻までの2kmにわたる通りに色鮮やかな提灯（ちょうちん）が飾られます。

川越市の高齢者支援制度

川越市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

老人憩いの家

老人憩いの家は、高齢者の心身の健康増進を目的に、レクリエーションを提供する施設です。60歳以上の方であれば、無料で利用できます。施設は「小ヶ谷老人憩いの家」「高階北老人憩いの家」「川越駅東口老人憩いの家」の3カ所があり、なかでも「小ケ谷」には、大広間のスペースと、グループで利用できる貸室があります。

参考：川越市「老人憩いの家」

生活支援ハウスメトレ

「ハウスメトレ」とは独立して生活することに不安のある60歳以上の方に対して、住居を提供すると共に生活指導や生活相談の支援する施設です。施設設備は、全室個室でミニキッチン、冷暖房、トイレ、洗面台が設置されています。

食事は、自炊のほかに、川越ケアセンターからの給食サービスを利用できます。イベントの企画があり、毎月のお誕生会やケーキ作り・ゲーム大会といった催しをおこないます。また、医師と看護師が24時間常駐しているため、体調の急変時でも安心です。

対象者は以下の要件をすべて満たす方です。

一人暮らしもしくは夫婦のみの世帯に属している方
家族による援助を受けることが困難な方
高齢者のため独立して生活することに不安がある方

参考：川越市「生活支援ハウスメトレ」

緊急通報システム

一人暮らしの高齢者に対し、日常生活において緊急事態が発生した際に消防本部に緊急通報ができる装置を無償で貸与する制度です。対象者は、以下の要件をすべて満たす方です。

おおむね65歳以上の方
慢性疾患により、日常生活に注意を要する方
一人暮らしまたは家族の仕事などの都合により日中おおむね8時間以上一人になる方
電話に加入している方

電話回線はNTTアナログ回線を推奨しています。それ以外の回線は設置できない場合があります。

参考：川越市「緊急通報システム」

川越市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。川越市は、上尾市、さいたま市、坂戸市、狭山市、鶴ヶ島市、所沢市、日高市、富士見市、ふじみ野市、入間郡三芳町、比企郡川島町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。