京丹後市の口コミ・評判ありの老人ホーム・介護施設

介護のほんねでは、「特別養護老人ホーム　ふるさと」、「総合老人福祉施設はごろも苑」、「特別養護老人ホーム満寿園」をはじめとした、京都府/京丹後市の老人ホームを掲載中。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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京丹後市の老人ホーム・介護施設について

京丹後（きょうたんご）市は、京都府の最北端に位置する市です。古代より大陸からの玄関口として栄えた歴史あるエリアで、絹織物をはじめとする伝統産業が現在も根付いています。こちらでは「京丹後市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

京丹後市の特徴

京丹後市役所峰山庁舎（京都府京丹後市峰山町杉谷）（VinayaMoto - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

京丹後市の人口は5万3,674人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は1万9,526人で、高齢化率は36.38%となります。

京丹後市の面積は501.44㎢です。京丹後市は、峰山地域、大宮地域、網野地域、丹後地域、弥栄（やさか）地域、久美浜（くみはま）地域の6つの地域に分かれます。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／京丹後市「計画（骨子）案の概要（ダイジェスト版）」

京丹後市の魅力

京丹後市は、京都府のなかでも「海の京都」と呼ばれるエリアに属する市です。海岸線沿いには、ユネスコ世界ジオパークに認定された地質遺産が残っています。また、歩くと音が鳴る鳴き砂の浜で知られる「琴引浜（ことひきはま）」や、波打ち際に色とりどりの玉石がある「五色浜（ごしきはま）」、巨大な一枚岩の「立岩」といった名所が点在しています。

また京丹後市は、海辺の地域ならではの特産品が豊富です。久美浜湾で養殖される「久美浜かき」、日本海に突き出た丹後半島の間人（たいざ）漁港で水揚げされる「間人ガニ」といった新鮮な海の幸を味わえます。ほかにも、サバを長期間熟成させた保存食の「へしこ」や、活イカが有名です。

京丹後市には数多くの源泉があり、火山活動の影響によって湧き出たさまざまな泉質の温泉を楽しめます。「宇川温泉よし野の里」は、雄大な日本海を望みながら入浴できる温泉施設です。夏季は緑が生い茂るなかで、冬季は雪景色に囲まれながら温泉を堪能できます。また別名「美人の湯」と呼ばれる夕日ヶ浦温泉や、北近畿最大級の規模がある久美浜温泉といった数々の名湯があります。

京丹後市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

京丹後市の主要な駅

京丹後市には、京都丹後鉄道宮豊（みやとよ）線が走っています。主要な駅は「峰山」駅です。また京丹後市内では丹海バスや京丹後市営バス、予約式のデマンドバスが運行しています。デマンドバスは区間内どこでも乗り降り自由なため、市内の移動に便利です。

京丹後市役所

京丹後市役所の所在地は、京丹後市峰山町杉谷889です。宮豊線「峰山」駅から徒歩20分で着きます。バスを利用する場合は「京丹後市役所前」バス停からすぐです。

要介護認定の申請は健康長寿福祉部長寿福祉課で受け付けています。

参考：京丹後市役所

京丹後市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

京丹後市には、2カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：京丹後市「介護相談窓口」

京丹後市のイベント

ねこプロジェクトの陶器猫（金刀比羅神社屋外）（屋外美術 - 現地で撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

京丹後市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「間人みなと祭」は、毎年7月下旬に間人港周辺で開催されるお祭りです。大漁を願う漁師たちの祭りが起源で、現在では漁業者の大漁安全祈願が実施されています。「梵天丸」と呼ばれる北前船をモチーフにした全長8mの台車の巡行やよさこい、太鼓演奏を交えた市中パレードが見どころです。フィナーレには納涼花火大会が催されます。

「こまねこまつり」は、毎年9月ごろに金刀比羅（ことひら）神社周辺で開催されるイベントです。会場がある峰山地域では守り神として猫を大切にしており、祭り当日は猫と丹後のちりめんをテーマにした街歩き企画が多数開かれます。猫をかたどったアクセサリーや雑貨を販売する「こんぴら手づくり市」や、「ねこまんまランチ」といったグルメが楽しめます。

「京丹後ちりめん祭」は、毎年11月にアミティ丹後で開催されるイベントです。丹後ちりめんや着物の魅力を発信する祭典で、着付け体験や着物での街歩きができます。そのほか、ちりめん小唄踊りの披露やご当地グルメを味わえる「丹後うまいもん市」といった企画があります。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

京丹後市の高齢者支援制度

京丹後市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

初期認知症対応型カフェ

物忘れなどが原因で生活に不安を感じている方やその家族が、同じ悩みを抱える方、医療・ケアの専門職員、地域の方と交流できる催しです。認知症のことやその対応方法について、お茶を飲みながら気負わず話せます。

京丹後市内にある認知症カフェは7カ所です（2021年8月13日現在）。月1～2回開催しており、各会場や開催日時は以下のリンク先にあるPDFから確認できます。

参考：京丹後市「初期認知症対応型カフェ」

京丹後市認知症高齢者等位置探索サービス利用補助金交付事業

高齢者の方がGPS端末による位置探索サービスを利用する際、初期経費を補助する事業です。位置探索サービスとは、行方不明になる恐れのある高齢者の方がGPS端末を持つことで、居場所がわからなくなった場合に位置情報を検索できるものです。

補助回数は1人1回までで、助成額は上限1万円です。補助の対象となるのは「位置探索機および充電器の購入にかかる費用」と「利用契約にかかる費用や手数料」となります。なお、携帯電話機能がメインの端末は対象外です。

対象者は「認知症の方またはその疑いがある方のうち、帰宅できなくなる可能性がある高齢者またはその家族など」で、以下の全てに当てはまる方です。

対象となる高齢者の方の情報を京丹後市に登録した本人またはその4親等以内の親族
位置探索サービスの利用契約を結んだ方

参考：京丹後市「京丹後市認知症高齢者等位置探索サービス利用補助金交付事業」

タクシー等乗車チケット

京丹後市内に住む75歳以上の方を対象に、タクシー運賃に利用できるお得な乗車チケットを販売しています。乗車チケットは「外出支援用チケット」と「公共交通利用促進用チケット」の2種類です。それぞれの目的と金額、チケット内容は以下のとおりです。

	外出支援用チケット	公共交通利用促進用チケット
目的	買い物、病院、公共機関などの外出	自宅から最寄りのバス停までの往来
金額とチケット内容	1冊2,000円	1冊1,000円
チケット内容	400円×10枚つづりの4,000円分（1回の乗車につき最大4枚まで利用可能）	400円×5枚つづりの2,000円分（1回の乗車につき最大2枚まで利用可能）