特別養護老人ホーム春わらう舎の口コミ・評判　1207（女性/50代）

新しい施設だったのでバリアフリー対応の新しい設備が整っていました。行事などが行われた中央の多目的ホールも自然光が取り込まれた設計で明るい印象でした。 ユニット型の居室でラウンジをかこんで各々の個室が配置されていて、個室も六畳程の大きさででベットを置いても十分な広さがありました。それぞれの個室に洗面台がついていて面会のときも手洗いがしやすくて良かったです。 お風呂は通常のユニットバスのほかにストレッチャーのまま入れる浴槽もありました。主にストレッチャーで入浴させてもらっていましたが、本人も快適に入浴できていたようです。体調に問題がなければ週２回入れてもらっていました。おかげで床ずれもなく過ごせました。

七夕・夏祭り・敬老会・クリスマスなどの年中行事のほかにも、月に一回程度の季節行事にあわせた昼食など外に出ることが少ない利用者でも楽しめる工夫がされていました。 日常でもカラオケやリビングで皆でCDにあわせて童謡を歌ったり、歌謡番組をみたりしていました。本人は歌ったりすることも難しかったのですが、個室ばかりでなくリビングで過ごすことも多かったようでした。

入居金はなく、月々も１０万円以下でショートステイを利用していたときよりも割安になって驚きました。おむつなどの消耗品も不足がおきないように全部施設にお願いしていました。月に一度は家族に来所してもらえるようにということで、支払いは直接施設に行うようになっていました。

主にミキサー食で介助してもらいながらの食事でした。家族が作るとどうしても同じようなメニューになってしまうのが、施設ではいろいろと変化のあるメニューでよかったです。他の利用者さんの食事もご飯の量などそれぞれに気を配られていました。 途中からは胃ろうでの流動食になりましたが、それでも個室ではなく皆さんと同じにリビングに連れて行ってもらって食事をしていました。

入居者は性別・年齢・介護度など様々な方が同じユニットで生活していました。認知症の方もいらっしゃいましたが比較的経度だったようです。徘徊などの問題行動が多い方は主に二階のユニットにいらしたようでした。 スタッフの方は皆さん明るく気持ちよく応対していただきました。施設長さんも同様の施設の勤務経験がおありのようでした。肺炎をおこしたりして看護スタッフの方にはご迷惑をおかけしましたが、いろいろ相談に乗っていただいたりしてありがたかったです。環境整備のスタッフの方も顔を合わせると本人の日常の様子を聞かせてくださり、うれしかったです。

日中は３〜４名の看護師さんがいました。もともとが病院が運営している施設なので医師の診察も施設で受けることが可能でした。レントゲンなど病院での診察の場合の送迎も施設で対応してくれました。入居中に胃ろうの導入があったのですが、こちらの施設は対応可能だったので助かりました。入居時には余り気にしていなかったのですが、本人の症状の変化によっては退所になることもあるので胃ろうや呼吸器など、どれ位対応してもらえるか確認することはとても大切だと思います。

住宅街の一角の静かな場所で良かったです。すぐ近くを国道が通っていて親戚などに説明するのにも便利でした。駅からは離れているので車に乗らない方には不便かもしれません。

お酒やタバコは本人がたしなまないので気にしたことがありませんでしたが、灰皿を見かけなかったので禁煙だと思います。 施設建設の時点で申し込んだのでオープンすぐに入居できました。現在は数人待機のようです。