ベストライフ中原の口コミ・評判　ふーさん（女性/80代）

2人利用の社員寮を一人用に改装されていたので、広さはokだったが、トイレがアコーディオンドアのため、見た目と匂いの点で気になった。 階段は転落防止のためか、仕切りがつけられ、入。居者が階段利用をしにくい。 玄関ドアも入居者の無断外出を予防するためか、職員に開けてもらうため、外出が億劫になる。 中庭があってよいと思ったが、手入れが行き届かず、長年住んでいた母には逆にみすぼらしく感じたようだ。

書道や踊りなどの入居者が体験できる活動があったが、母は集団活動を好まず不参加。 ボランティアによる音楽会、演奏会はプロの演奏で耳の肥えている母には不満足で不参加。 それにもかかわらず、レクリエーション関連の費用を毎月わずかだが、徴収されていたように聞いている。

入居一時金以外の1か月費用は15万円弱。それ以外は医療費や最後の方で受けた介護費用負担金。

亡くなる前の１か月くらいは飲み込みが悪くなり、ペースト状の食事になったが、すべて色だけ違うペーストで、美しさもなく、味も分からないようなもので食欲を失った。

エアコンが入居者に適切に設定されているのか疑問だった。姉が屡訪問していたが、暑い時期にエアコンが入っていなかったことが多く、ある時期は毎日施設に電話してチェックすることを要求していたと聞く。 入居当時は母を含め、要介護者が少なく、落ち着いた雰囲気だったが、1，2年の内に車いす使用者が増え、認知症で大声を出す人が近くの部屋に来て、母は落ち着かなくなった。帰宅したいとの言葉が屡聞かれるようになった。 スタッフが屡変わり、入居者をよく知る者がいるのかどうか？

亡くなる5か月前、母は自室のトイレ後、パジャマの裾を踏んだようで転倒。監視カメラで気が付いたスタッフが救急車で契約している整形外科病院に搬送。姉が呼ばれた。搬送されてすぐにおむつを当てられた母はトイレに行きたくてナースを呼ぶと、おむつをしているのだからそれにしなさいと言われたが、おむつをしたことのない母は何度もナースを呼び、車いすから立ち上がろうとしたため、身体拘束をされ、ナースステーション前に置かれた。私が行った時に、婦長は認知症で骨折の痛みを感じなくなっていて危険なので拘束していると話した。また、うるさいので、夜の付き添いを要望され、付き添ったが、母の要望通りトイレに連れて行けば騒ぐこともなかった。結局1週間程度の入院後、手術を辞退したので退院。ホームに戻ってから病院の指示通りのおむつとベッド生活にされ、体力が急激に低下、食欲低下した。 亡くなってから聞かされたのだが、病院では鎮静剤が投与されていて、ホームに帰ってからも同様の処方で投与されていたので、急激な衰えが出てきたと感じた。

我が家から車で1時間半の距離だったが、姉や兄宅からは30分弱だったので、面会に屡行くことができた。 姉や私とは付近を散歩することもできた。

新しく開設した施設で入居者を募集していたので、すぐに入居。 入居時の説明では自由が保障されていたが、自立した母に対しても２階の部屋からベランダに出ることも断られ、ドアが人の通り抜けできない程度にしか開かないように直された。 母は自宅では入浴時に下着を手洗いして自室ベランダに干していたので、それをホームでも 行ったところ、不潔であると断られ、他の場所で洗うこともできず、上着も下着もひっくるめて母の洗濯袋に入れられて洗われることになった。 洗濯袋は一つにも拘らず、衣類の行方不明が多かった。