イリーゼ浦和大門の口コミ・評判　cororin（女性/60代）

オープンから３カ月で入居したため、施設は大変きれいで日当たりのよい部屋にまだ空きがありました。静かな環境ですが、東川口駅から徒歩13分と、比較的便利な場所にあります。 高齢者施設に独特の排泄臭は、訪問したタイミングにより気になりましたが、おむつ交換後の居室付近では仕方がありません。食堂などの共有スペースには臭いはありませんでした。また、入居者から臭いがすることもなく、清潔には気を配っていただいている感じがしました。

花見や季節行事、趣味の時間など、入居者が楽しめる行事がたくさんありました。残念ながら、透析に週3日通院しなければならないため、参加できる行事は限られていましたが、なるべく参加できるよう、午前中に透析をしてくれる施設を探してくださいました。

月々の支払いは23万円ほどかかりましたが、入居金ゼロでしたので本人の年金と、娘である私の援助で何とかなりました。介護費用については、よくやっていただいているので不満はありませんが、ホーム医への支払いと処方される薬の費用が納得いきませんでした。ホーム医は、施設での看取りに消極的で退院を延期させられ、結局本人が望んだ「最期は施設に帰る」がかなわず、病院で亡くなりました。透析施設で医療はきちんと受けられていたので、結局ホーム医には余計な薬を処方されただけのように感じています。

季節感のあるおいしそうな料理で、嚥下状態によって形状も工夫され、歓声腎不全対応にもしていただいていました。食事を楽しみにしていたので、本人も満足していたと思います。

職員の方は皆さん感じのよい方でしたが、非常勤や施設の業務に慣れていない方も多くいらして、洗濯物の間違いや請求の間違い、通院時の支度や連絡のミスはしょっちゅうありました。しかし、入居していた本人が直接嫌な思いをしたわけではないので、普通としました。

入居当時の看護師さんはとてもよい方で、透析患者の受け入れが初めてにもかかわらず、きちんと準備してくださいました。しかし、数カ月の間に入れ替わりがあり、通院施設から常に「○○が入っていなかった」「次回は必ず○○してください」などと連絡ノートに書かれており、通院施設から入居施設のグチを聴かされることになりました。 また、ホーム医は定期的に「往診」してくれるのですが、不要な往診との苦情が入居者から出ていました。私の父も通院施設で十分な医療を受けているにもかかわらず、ホーム医から薬が複数処方されていました。また、体調を崩した時にこそ往診してほしいのに、肝心な時には病院に送られてしまい、施設に帰ってしずかに最期を迎えることも受け入れてもらえませんでした。 ただ、施設の職員は、体調の変化や予測される事態などを連絡してくださいましたので、安心できました。

周囲に飲食する場所がほとんどないので、見舞いに行く身としては昼にかかると不便でした。 また、周囲の道路もまだ舗装されていない場所があり、雨の日には長靴が必要でした。 車で行くと道が複雑ですが、案内表示は多かったので、近くまでたどり着ければ迷うことはないと思います。

入居希望時期が12月中旬だったため、入居して間もなく急変があると年末年始の医療体制では対応できないということで、1月下旬まで延期されました。それまで入院中の病院が入院を許可してくださったので大変ありがたかったです。