特別養護老人ホームふじの里の口コミ・評判　だいこん（女性/60代）

印象深かったのは『回想室』という昭和の部屋。 昔懐かしい家具が設置され、昭和を思い出します。 談話室や館内のいたるところにモダンな家具が設置されていて、ダイニングでのカフェテリアや共有スペースでは、入所者同士のおしゃべり弾んでいました。 浴室は、歩行浴・座浴・寝浴に対応する入浴装置を完備、大浴場のふじの湯ではゆっくり心まで温まるとお気に入りでした。 居室の方は、新型ユニットは新しくゆったりしています。

イベント、リクリエーションとしては、花見、流しそうめん、夏祭り、運動会など季節感あふれる催しものがあり、入所者だけでなくデイサービスなどの利用者も参加できます。

多床室で71,910と費用を聞いたとき、インターネットなどで事前に調べていた特別養護老人ホームの目安料金より1000円～2000円ほど高く思いましたが、夜勤職員配置、看護体制、サービス提供体制など加算される46円／日も含んだ総額でしたので、妥当な価格か思います。 安そうに見せたパンフレットで、後から加算される施設もあるのに、初めに必要な金額を教えて貰えるの方が親切だと感じました。 入所日より３０日間のみですが、初期加算として、30 円／日がかかりますので、最初の1月は少し高くなります。

毎食、好きなメニューを、好きな量選べるようになっています。 対面でカウンター越しに調理するところも見られ、できたてほやほやのメニューを、目・耳・鼻・舌、五感で楽しみながらいただきます。 療養食は追加料金23円／日で作ってもらえます。

スタッフのみなさんは笑顔がとても優しそうでした。 入所者は要介護者ばかりですが、明るい雰囲気で交流も盛ん。 入所者のみならず、どうやら田舎のお年寄りの社交場にもなっているようです。 ふじの里は特別養護老人ホームのほか、デイサービスセンター、ケアプランセンター（在宅介護支援）、ショートステイを併設しているのが要因でしょうか。

介護職員、栄養士・調理師のほか、生活相談員、介護支援専門員、看護師・准看護師が常勤していて安心です。 公立高島総合病院、藤本歯科医院、片岡クリニックなどの協力医療機関もあり、ベンツリフト車完備の送迎車両で病院へ連れていってくれます。 介護・医療の設備としては、医務室・静養室や、平行棒・歩行階段などが設置された機能訓練室、歩行浴・座浴・寝浴に対応する入浴装置を完備した浴室があり、運動や入浴も安心できます。

所在地の『滋賀県高島市安曇川町下小川３２２０番地１』は駅から少々遠い上に、バスの本数もかなり少ない。 ＪＲ湖西線安曇川駅で下車、徒歩で琵琶湖方向（東)へ20分 駅前にタクシーが止まっているので、タクシーで行くのが無難。 タクシーなら、あどがわ駅から5分、田んぼの真ん中に建っています。

『お年寄りに予防意識を持ってもらおう』と、職員の方が作られた、「うがいの唄（うた）」のＣＤがあります。 作曲は職員の元ミュージシャンの佐々木信教さん。 施設利用者が歌ったものと職員が歌ったもの、カラオケの３種類が収録されています。 ハーモニカやハンドベルの伴奏に合わせ、利用者のお年寄りらが元気な歌声を披露、とても微笑ましいCDです。 希望者には実費で配布してくださいます。（問い合わせふじの里さん）