社会医療法人　恵和会　介護老人保健施設　アメニティ美幌の口コミ・評判　cohha（女性/40代）

お部屋の中は清潔で、窓が大きく作られているので日当たりは良かったと思います。室内を暗いと感じたことはありませんでした。代わりに、各お部屋の日当たりに反して、共有部分は、施設の内側に入り込んでしまう作りだったので、いつも照明を点けていました。共有スペースがほの暗いので、居室の中にこもってしまうのがイヤなご利用者様は、共有スペースでお友達とウトウト…されている方もいらっしゃいました。大部屋でのプライベートは、チェストやカーテンなどで、やわらかですが、しっかり守られるような作りになっています。 施設は開設して30～35年程になると思いますが、綺麗な作りです。お風呂は少し硬い作りに感じました。清潔を保つためではありますが、タイル作りだったので。転倒などが起こらないよう、スタッフが往来には必ず付き添いをしています。トイレは清潔に保たれ、スタッフも頻繁に出入りするので、こまめにチェックされている状態です。リハビリ専門のスタッフが常時いて、ケアプランに沿ったリハビリを実施してくれ、チェックされています。室内の段差、ドアの幅、手すりの設置など、バリアフリーについては、心配ないと思います。

自宅のような雰囲気を大切にしている所なので、いつも外出したいとか、いつも何かイベントをしたいという方には、ちょっと物足りないところかもしれません。決まった曜日の入浴と、入浴がない日には専門スタッフのリハビリやお手伝いと称したリハビリがあったり、毎日午後からリハビリを兼ねた体操の時間などがあるため、毎日わりとスケジュールが詰まっていると感じます。行事として大きいものは、春と秋にバスレク、夏に施設の夏祭りがあったと思います。強制参加でななかったですが、体調不良の方以外は皆さん参加されていたと思います。 カラオケやＤＶＤなどは常時見られるようになっていますが、皆さんあまりされていませんでした。テレビ前に集まると、テレビを見ながらおしゃべりされていましたよ。長くいらっしゃる方は「もう少し変化がほしい時もある」という方もいました。

事前の入居に際しての費用と、毎月の利用料、あとは日用品を使うための費用と食事代、というところでしょうか。それほど高額ではないと思います。ただ、それでも大変、という方はいらっしゃったと思います。普通に保険料を納めていた方であれば、問題なく年金から支払える金額内で生活できると思います。支払いは口座からの引き落としの形をとっていたのではないかと思います。 ただ、個人個人で生活する中で、自動販売機へお買い物に行かれる方や、近所へお買い物に行かれる方、スタッフに買い物を代行してもらいたい方などいらっしゃいましたので、施設側へ問い合わせされる事はもちろんですが、利用される方との相談も事前になされた方が良いのではないかと思います。

毎日の食事は、スタッフも同じ物を毎日食べていましたので、美味しいです。ただ、味は良くても、見た目も味を左右するのではないかと思います。盛り付けというか、食形態というか、刻んだものじゃないと食べられない方や、ミキサー食の方などに対しての食事の出し方については、もっと食事を楽しくするような提供の工夫が必要だと思います。月に1度、セレクトメニューがあって、主の副食を肉にするか魚にするか、など、そんな工夫をしていました。 スペース的に食堂で家族の方が一緒に食事をすることはできなかったと思います。別スペースに移動して、家族の方は買ってきたお弁当を、利用者様と一緒に食べている事はありました。 糖尿病の方向けの食事や、アレルギーや好き嫌いなどの好みも、事前に確認して食事が提供されていたと思います。スタッフの食事介助は丁寧でした。講習会なども開いていました。

アットホームな雰囲気でした。職員数的には、4交代制なので、余裕のない状態ではありましたが、利用者様に寄り添った対応をするように心がけていました。目線を合わせたり、ゆっくり話をする時間が必要なときには、じっくり対応したりもしました。ご家族の面会があった時には、近況の報告などもお部屋を訪問してお話しました。スタッフは担当制にしていたので、受け持ちの利用者様がいて、過去の生活歴なども把握するようにしていました。 平均介護度は、4未満だったと記憶していますが、認知専門棟の方では4程度だったと思います。現場を仕切っている長の方は看護師で、スタッフに対する介護の質の求め方は厳しかったと思いますが、利用者様へは「明るくてお茶目な人」だったと思います。

夜勤は4人体制で必ず看護師が入るので、緊急事態の時には安心でした。夜中であっても、看護師が必要と判断すれば、提携先の医師へ連絡をして駆けつけてくれていました。お薬の管理も必ず看護師が行っていました。医師の診察も定期的にあるので、必要な時には他病院への紹介もしてくれていたと思います。 小さな傷や内出血などでも事故報告等を行って、看護師やスタッフ全体で対応の見直しなどを行っていました。話し合った内容については、謝罪と共に家族へも報告していました。 ケアとしては、胃ろう、人工肛門、全盲の方もいました。ろうあの方はいませんでしたが。一般棟と認知専門棟に分かれていて、それぞれに合ったケアをしていました。

自家用車で来られる分には問題ないと思いますが、ＪＲだと不便かもしれません。駅からゆっくり歩いて15～20分くらいかかると思います。町内の巡回バスなら分かりやすいと思います。周辺の騒音は気になりません。とても静かだと思います。最近は大型スーパーとドラッグストアが近くにできたようなので、お買い物に行きやすくなったかもしれません。 国民健康保険病院が向かいにあるので、レントゲンや大きな検査等は受けやすい環境だと思います。提携先の医師の判断が必要だと思いますが。

わりと、短期入所の利用や問い合わせは多かったように感じます。見学や問い合わせは事務の担当者がきちんと説明・案内させていただいていました。 日常生活の中で、タバコも当時は「できるだけ健康のためにも減らしましょう」という傾向ではありましたが、全くダメということではなかったです。火の取り扱いは注意していて、水が入った灰皿で、ライターはスタッフが管理していました。お酒は日常的には許可されていなかったと思いますが、年末年始と夏祭りの日は提供されていたと思います。 おやつも、多少の自由はありました。個人で持っていると際限なく食べてしまう方には、スタッフで管理して１回量を適正量にし、１日１回で渡していました。 待機人数は多かったのではないかと思います。面会時間は朝９頃から夜７時頃までは通常の面会で、夜８時頃までいらっしゃるご家族様へは、事情を説明して、スタッフ玄関から出入りしていただいていたと思います。