グループホーム「中野陽だまり」の口コミ・評判　スイートピー（女性/60代）

居室は一人には十分。小さいがクローゼットもついている。居室内でのＴＶやラジオの利用は自由。グループホームならではの共用スペースの居心地の良さが最大の良い点。１フロアー９人とという決まりごとがあるので、当然ながらアットホームで居心地は良いと思われる（実際どう感じるかは入居者による～誰でも人の好き嫌いはあるとの前提～）。バリアフリー、手すり等は当たり前。セキュリティーはしっかりだが、閉そく感を感じない。屋上などでの日光浴等もできる。

季節ごとに小さなハイキングや町内会のお祭りへの参加等、とても楽しく過ごせる配慮がされている。施設内だけでも、季節ごとのイベントはしっかり考えられて、とても楽しそうに過ごしている（クリスマスやお正月などの年中行事）

グループホームなので納得の価格。月額２２万円。そのほかに要介護度に必要な日用品購入のために１～３万円程度を施設に預けるが、出納帳をしっかりつけていただけるので安心（領収書等の保管も当然あり）。

家庭的な食事を毎日作っていただける（入居時に自分の茶碗等を持っていけるのでそれも安心できるかも）。栄養バランス、カロリー等も配慮されている。ミキサー食・流動食対応あり。全介助あり。

グループホームらしいアットホーム感が最大の売り。スタッフも親切で丁寧。入居者も楽しく、落ち着いてくらしている感じでした。施設長、ケアマネージャーともに大変親切でした。平均要介護度は１～３という感じでした。

看護師の常駐はないため、いざというときの対応は難しい。ホームドクターはいるが緊急対応は難しいので、万が一のときは救急車となる。グループホームという特性上、認知症の対応を遅らせるために、要介護度１～３なら十分だが、要介護度５になると難しい。一人につききりにはなれないので、全介助する時間が少ない。夜間対応はさらに難しい（夜間のおむつ交換が難しい）。自力歩行ができないと入浴ができない→清拭だけでは不衛生となる→感染症の発症大→入院で退所をよぎなくされる、という結末を迎える可能性が高い。医療処置はできないので胃ろう対応は当然不可。喘息などの吸引ならＯＫでした。

駅からは遠い（徒歩で１５分強は都内では遠い方かも）が、バス停が近い（２，３分）ため、不便はない。住環境が普通だが、自然にふれあう為のイベントが多いので、その配慮で十分補える。

認知症の初期段階なら、まずグループホームをお勧めします（空きがあれば早期に）。入所により進行も遅くなり、落ち着いた生活が送れます。が、要介護５になると難しいです。逆に感染症等のリスクが増える可能性が大きく、お勧めできません。グループホーム自体の設備状況とスタッフの人数にもよりますが、アットホームということはそういうことだと思います。たまたま１つだけ空きがあったので入居できましたが、こまめに空きの確認や、新設のホームチェックをされ（ケアマネージャーに依頼するだけでなくご家族で）、一日も早い入居をお勧めします。