ツクイ・サンシャイン吉川の口コミ・評判　カズちゃん（男性/70代）

ドアーからロビーに入ると最初に受付があり脇に水槽（たぶん熱帯魚）があり、心がほっとしました。左に目を転じると食堂があり中では夕食の準備を担当の方が黙々とやっておられました。大きな窓のある食堂からは外の景色がよく見えて、すごく明るく、整然とテーブルが配置され、清潔感漂う食事処でした。ローカ、エレベーター等も広く取ってあり車イスがすれ違うのに十分なスペースがありました。建物は３階鉄骨造りで２．３階が個室部屋になっています。介護度の重度の方と比較的軽い方と階で分けられてるようです。部屋は各部屋に備え付けの家具等もあり またトイレ、洗面所もあります。介護度により部屋で食事を取る方もいるそうです。部屋スペースも十分だと思います。全般的に建物（建設から８年経過）も明るく、綺麗に感じました。

季節毎に行事が有るようです。

費用は色んなプランが用意されているようです。例えば一時金を伴う場合は毎月の居室料安くなったり、０円になったりします。一時金が有る、無しに係らず管理費と食費が合計で１８，５万円かかります。別途介護状態によりそれぞれの介護保険料が掛かります。吉川の駅から徒歩３分の利便性を加味しますと妥当かなとかんじました。

食事は毎日日替わりメニューで栄養士管理のもとカロリー計算を行いまた食形態も入居者の介護状態、健康状態に対応した食事が提供されてるそうです。特に嚥下が困難なかたには味や栄養を変えずに嚥下食が用意されるそうです。すべての食事が厨房での作りたてで栄養価が高くバランスが取れた食事になっていりそうです。

痴ほうを伴う介護状態の方も多く、スタッフの入居者に対応する仕草が自分の両親を諭すようにされていました。また施設の運営方針が、すべてに介護の手をさしのべるのでなく、それぞれ各個人の介護度に応じて介護の手をさしのべているとの事でした。各個人の身体の状態を常に把握して介護にあったっているようにおもいました。

日中は看護師が常駐して介護にあたりまた毎日のように、お医者さんが往診診療をされているそうです。夜緊急時は、すぐに医療機関に連絡が取れる体制になっています。また施設では「話す」「聴く」「食べる」のスペシャリスト（言語聴覚士）を配置して「口からたべる」事を最優先に行っておられるとの事です。また究極の看取り介護も合わせてやられてるとの事です。

武蔵野線吉川駅３分の立地、中川のすぐそば、静かな環境の中にあり、暮らすには、非常に恵まれた環境の中に施設があります。

入居者に取っては食事時が一番の楽しみだとおもいますが「口から食べる」喜びを最優先に考えておられるのが印象に残りました