なぎさ和楽苑の口コミ・評判　はいつぁん（男性/40代）

各ユニット共用スペース・居室共にちょうどよい広さであり、快適である。十分な広さがありながら、職員が目の届く作りになっており、安全性も確保された設計になっている。廊下も十分な広さがあり、車いすの方もすれ違うことができるのはもちろんのこと、手すりもいたるところにあり、杖歩行の方でも安心して歩行することができる。 施設の前は左近川が流れ、遊歩道の街路樹が季節感をきちんと反映しており、景観もよい。また、目の前に大きな建物がないため日当たりも非常に良い。

以前から和楽苑はボランティアをよく活用しており、様々な種類のボランティアが来られては、施設利用者の方にアクティビティを提供している。このボランティアの豊富さは魅力的である。特別養護老人ホームでありながら、まだまだ介護度が低く、様々なレクリエーションを楽しみたいという方にとっても楽しめるレクリエーションの幅がある。また、カラオケや映画鑑賞など知能を鼓舞するレクリエーションも他の施設同様に整っている。しかし、運動系のレクは他と比べて少なく、機能向上を見込める内容のものはあまりない。

料金はユニット型と従来型どちらを選ぶかによって異なるが、他の施設と料金はほとんど変わりはないように感じる。ホームページから料金表はダウンロードでき、それを見ると理解できるが、必要な費用などはそこに盛り込まれており、特に想定と異なる部分はない。

専属の栄養士の方がおり、栄養バランスを考えた良い食事が提供されています。私がいたころは選択食はなく、みなさん同じものを召し上がっておられました。ただ、普通食、刻み食、ミキサー食を選ぶことができ、食べ物の形状はその方の状態に合わせて変えることができます。職員も一人一人の状態を把握しているので、その日の体調に合わせて食事形態を調整し、細やかな配慮が見られました。また、栄養士も定期的に食事を見に来ており、提供されている食事がどの程度ご利用者に満足頂いているかもチェックしていたのが好感が持てた。

スタッフは若い人が多いが、明るく礼儀正しく、スタッフの教育がしっかりしている。安心してお任せすることができる。特に介護技術に関する研修や教育は厳しいものがあり、責任感のある介護職員を育てるという使命感をきちんと持っている指導者、先輩方の意気込みが伝わるものがある。

医療と看護の連携が取れており、情報交換をよく行いつつ、的確な介護医療体制が取れている。夜間の急変時なども看護師と電話にてすぐ連絡を取ることができ、その指示のもと急変対応できるため安全であると感じる。認知症、胃ろうも共に問題なく対応することができ、幅広い症状に対応できる技術と体制が整っている。

サイトでは「西葛西駅徒歩12分」と書かれているが、15分ぐらいはかかる。ちょっと遠い。足が悪い方などは駅からタクシーなどを使ってこられた方が良いであろう。駅から施設までは買い物できる場所や公園などもあり、行き返りに用事を済ませてくることも、休み休み行くことも可能である。