介護老人保健施設　健田の口コミ・評判　さすらいの旅人（女性/50代）

周りが田畑が多く、高い建物がないので、筑波山がよく見えます。 リハビリ設備は、エアバイク、平行棒、ウォーキングマシン、腕を上げ下げする器具があります。 お部屋は4人部屋が多く、プライベートを守るためか隣の人とのスペースの間に、つい立てが置いてある場所があります。 西側のお部屋は、4月には窓から桜が見えますが、午後になると太陽の光がまぶしいのでブラインドを下げて対応しています。 洗面所にはナースコールが設置されているんですが、どういうわけか車いすに座ったままでは届かないところに設置されており、利用者さんがナースコールを押すことは不可能です。 月曜日～土曜日の17時以降並びに日曜日・祝日は壁にあるインターフォンを押さなくては入れないのですが、それが正確に表示されていません。夜間受付インターフォンとなっていて、日曜日の昼間、面会に来る人は迷います。

年２回、春と秋にお囃子や中学校の吹奏楽等をお招きして、お祭りをやっています。職員による踊りやパフォーマンスもあり、それは見ものです。普段接しておられる職員さんが、パフォーマンスしてくださるのは、利用者にとって、とてもうれしいですね。 お祭りの際には、焼きそばやフランクフルト等のお店が出て、一般の夏祭りのようです。 桜の季節にはお花見に連れて行ってくれたり、毎週日曜日の午後はカラオケができます。 年に何回か、デザートや中華のバイキングがあり、普段食べられない物が食べられるので、それも楽しいイベントの一つですね。

洗濯料金を含めても、月11万前後。入所した時に払う入居金のようなものは、なかったです。 毎回現金払いなのが面倒でしたが、他の老人保健施設でも同様でしたので法的にあらかじめ決まっているのかもしれません。 外出すると車いすのタイヤを職員が拭くのですが、それにも別途費用が加算されたのには、びっくりです。

介助が必要な方が多くて、人手が足りない感じです。 味はわりと濃いめのようです。 私の母は脳梗塞だったため、塩分少なめにしていただきたかったのですが、そこまでの配慮はなかったと思います。 ミキサー食、流動食は対応してくれていました。あと母が認知症のため、前かがみで食べることができなかったので、カレーとかの場合は特別に小さい器を用意してくれました。 なので、何か特別な配慮が必要になったら、栄養士さんに伝えた方がいいですね。

一部の看護師さんだけなんですが、利用者さんに対して、配膳の際「めし、めし」と言ってて、聞いてて不快でした。 あとは、なぜか利用者さんの家族に対して敬語でなく、友達のような口調で話す職員もいますね。 事務員さんや相談員さんの対応は良かったです。

とにかく異変があった時の対応が遅すぎます。ぎりぎりまで病院に連れて行ってくれないことが多いです。それに医師、看護師とも知識不足なのか、朝食時に異変があったのにもかかわらず、家族に連絡あったのがお昼近く。 母は脳梗塞の病歴があったのだから、迅速に対応すべきだったのにそれがなされなかった。 看護師は「両手をあげて保持できるから、脳梗塞ではない。」と言い張るし、医師も受診させてくれる素振りもなかったです。脳梗塞に対する緊急性を認識していないように感じました。 また、定期的に検査が必要だったのに「異変があってから検査すれば。」との見解でした。 総じて、脳梗塞や心筋梗塞などの緊急性を要する病気についての認識が不足しているように感じます。

施設の近くを走っている国道旧５０号は比較的交通量が少ない気がします。よって車の騒音はあまりありません。旧国道に近いため、わかりやすい場所に建っていると思います。 最寄り駅は東結城駅になりますが、徒歩では２０分くらいかかると思います。

面会時間は平日・休日とも１０時～１９時です。 介護度が重ければ、それほど待たなくても入れると思います。