※こちらの口コミは約5年前に投稿されたものです。
思い出すたびに、心に小さな痛みが走る施設
まるぽん(女性/50代)
投稿日時:2019年01月18日
居室/設備
親族が入所した当時は竣工から日が浅く、真新しい建物で清潔感がありました。
居室にはトイレやベッド等はなく、設備としては作り付けの棚がありました。
ベッドはサニーライフ系列の介護事務所から、介護保険の点数を利用して借りる形となっていました。
入所の際リハビリをお願いし、対応可能との回答だったのですが、実際には一度も実施がなかったと思います。
入浴は週1回が基本、追加料金(1,000円/回)を払うと週2回に増やせました。
施設入所後、1回しか入浴していなかった週があり、施設側に対応をお願いしたことがありました。
行事/イベント
イベントは行われていたようですが、主に1階の入所者が参加していたと思います。
親族は2階より上の階でしたので、参加する機会がありませんでした。
費用/価格
親族は要介護1で、月に23万円ほどの利用料金でした。
後に隣県で別の親族が利用した有料老人ホームは月に17万円ほど(要介護3)でしたので、割高だったとも思いますが、仙台市内と言うことを考えると概して妥当だと思います。
料理/食事
こちらの施設に入所する前、親族は市内の病院に入院していました。
そこの食事と比べて食事が粗末に感じられることを、見舞いに行くたびに親族が訴えていました。
特に、肉や魚などのおかずが少なく、白米のみ丼のようなもので出されること、おかずだけではご飯が食べられないため、テーブルの上に置いてある「練り梅」などで丼めしを食べざるを得ないことが不満だと言っていました。
食事がどんなものなのか見たいと思いましたが、親族が一緒に食べることは出来ませんでした。
施設の雰囲気
明るくて清潔な感じを受けますが、利用者の姿が全く見えない施設でした。
利用者の姿だけでなく、職員の姿も見かけることが少なかったです。
トイレに行く際、転倒防止のため必ず職員を呼ぶように、と言われていた親族ですが、トイレに行きたくなってコールボタンを押しても職員さんが来ることがなく(何度も見舞いに行きましたが、毎回そうでした)、自力で行っていました。
それが施設側に問題行動とみなされ、ベッドの下に「感知マット」を介護保険の点数を使って敷くことになりました(「感知マット」を踏むと、アラームが鳴る)。
マット設置後も呼んでも職員さんが来ないため、親族はマットを除けて自力でトイレへ行き、戻ってからまたマットを元通り敷いていました。
介護/看護/医療体制
就寝前にトイレに連れて行った際に、なかなか足が前に出ない異変があった、すぐ医者へ連れて行くべきかどうか、と施設から夜に連絡がありました。
「言葉が普通に話せているかどうか」を確認したところ、異常はないという回答でした。
翌朝、診察時間内に受診させて良いか尋ねられたので、「そうしてください」とお願いしました。
結果から言うと親族は脳溢血を起こしており、翌日の入院後、施設に戻ることなく亡くなりました。
亡くなった後で、「(入院する前の日)いつもはそんなことが無かったのに、夕飯をこぼしていた」と職員から知らされました。
入院前日の夜の時点で提携病院の医師に確認してもらえていれば…と言う気持ちは今もあります。
周辺環境/アクセス
今はもっと周辺が整備されたかもしれませんが、親族が入所していた頃は、隣りに大きなパチンコ屋があるだけの寂しい場所に建っており、最寄の岩切駅から徒歩で20分近くかかりました。
辺りに遮るものが何もないため、冬は冷たい風が吹き付け、見舞いに行くのがなかなか大変でした。
しかし、施設へ行く途中に小さなショッピングセンターがあったのは便利でした。
その他
「初期費用不要」ということで、病院から紹介された施設でした。
様々な事情があったので、一度見学に行っただけでこちらに入所を決めました。
退院を急ぐよう言われていた折、待機なしで入所出来たことには感謝しています。
有料老人ホームサニーライフ仙台宮城野 の施設詳細
施設詳細
施設名称 | 有料老人ホームサニーライフ仙台宮城野 |
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施設種別 | 有料老人ホーム |
施設所在地 | 宮城県仙台市宮城野区岩切分台2-11-20 |
開設年月日 | 2012年11月01日 |