地域密着型 介護老人福祉施設 諸福苑の口コミ・評判　Newbieヘルパー（男性/30代）

居室は広々としていますので介助する側される側の双方にメリットがあります。防音性能は安い賃貸マンション程度ですが冬場でも室温は極端に冷え込むことはありません。気になる点はベッドの置き位置によっては入り口が極端に狭くなってしまう事がありますので本人様とよく確認しましょう。また多くの居室には車椅子の足を乗せる部分が擦ったあとがそのまま残っています。 利用者様が食事・団欒の場として使用される共同スペースは大きなTVがありますが席によっては全く見えないことと、他施設と比べてみるとその広さは狭いと思います。奥に座られている方が”お手洗いに行きたい”と仰られた場合、例え自力で移動が出来る方でも通路が狭いので他者（の車椅子）と接触してしまうこと、そこから口論にまで発展することもありました。

行事は盛んに開催されています。隣のグループホームと合同で行う事が多いので利用者様も楽しまれる様子をみました。夏祭りではみなさまにスタンプカードをお渡しし、職員が用意した出店で好きなものを呑んで食べて過ごされました。 毎月一日はお昼に赤飯、毎月の第一日曜日に誕生日会（ケーキやプリンがおやつ時間に） 毎月毎週日曜日には元気でまっせ体操（希望者のみ）が行われています。 その他季節のイベントや日帰り旅行があります。

元職員目線でのレビューですので分かりません

メニューは肉料理が多く、あっさりしたものは少ない印象です。多くの利用者様がその味に満足され完食されますが中にはおかずを丸々残される方もいます。私個人が感じたことですが若者向けのメニューが多いです。前述の通り肉料理が多く、”鶏肉のピーナッツソース和え”とあまり聞き慣れない料理もでてきます。 朝食はパン（ロールパン、メロンパン、食パン等）とご飯を本人様の状況にもよりますが選ぶことが可能です。ただし、ご飯食の日にパンを選ばれている方はおかずにひじきや煮浸しといった惣菜が出てきます。パン食の日はそれにあった料理が皆様に提供されます。

おせじにもいいとはいえません。施設はまだ開設して新しいので明るい雰囲気がありますので今の状態に満足しておられる利用者様も多くおられます。しかし、認知症を患っておられない、気持ちがしっかりされている入居者様の評価はあまりよくはありません。 その一つの要因として職員不足による過度な負担があります。職員の入れ替わりが大変激しいにもかかわらず、介護サービスの更なる向上のためにやることすることが段々と増えています。それがストレスとなり、職員の大半が利用者様に強い口調や上から目線で話す光景をよくみました。たった５分１０分、職員付き添いで行く時間も少ないのでイベントがない日は施設内にこもりっぱなしです。

すぐ近くに病院がありますのでそちらと連携して適切な医療処置をしてくれます。様態が急変してもすぐに病院が受け入れてくれるので安心です。看護師と介護職員の仲もいいので報告しやすく、小さな傷やあざもしっかり対応してくれるのでお勧めです。毎日一回各利用者さまの部屋を回られ、また施設内での様々な委員会活動にも参加して、各利用者様の様態を随時チェックされています。 ※これはその人の様態にもよりますが例えば生活していく中で”ご飯を食べなくなった”とか”脳梗塞で入院”といった時に居室を長期間開ける場合は退所扱いになってしまうことが多いです。そういった場合どう対応されるのかしっかり確認を取られてください。

施設の前の道路は大変交通量が多いところなのですが歩道もありますし、子連れで面会に来られる方も多いです。