特別養護老人ホーム星陽の口コミ・評判　subaru1104（男性/60代）

義母が入所するため、いくつか見て回った施設の中では、築年数が新しいためか、居室は大変清潔で、特養にありがちな特有のにおいもなく、また、部屋の広さも十分すぎるほどであった。居室は、大きな掃き出し窓に面しており、外の景色もベッドから見ることもできるし、光も十分に入る状況であった。玄関、エレベーター、廊下は、いつでも清掃が行き届いたとおもう。 義母は、部屋から出たがらなかったため、共用スペースは食事の時くらいしか利用していなかったが、広さは十分で、人数にあったスタッフが配置されていたと思う。食事がだんだん摂取できなくなった際にも、いろいろ相談をしてくれて、少しでも本人が摂取しやすくなるよう、相当に手間をかけて介護していただいたと感謝している。

義母はほとんど行事には参加しなかったが、１Fロビー等で開催されている行事を、訪問時に拝見する機会があり、スタッフが非常に熱心に取り組まれているように感じた。義母も、行事には参加しなかったものの、車いすで散歩等にも連れて行ってもらっていたようで、この点も感謝している。

正確な金額は義父が支出しているので不明だが、介護保険でなんとかまかなえる範囲で、タイオウしてもらえたので、安心してお任せすることができた。料金的にもっと安い施設はいくつもあったが、家内の実家からの距離（義父が自転車で通える）と、居室の広さ、清潔感を考えると、こちらに入所してよかったと思っている。支払い方法は、銀行からの振り込みだったと思うが特に不便は感じていなかったようである。ただ、施設から何度か病院に診察を受けるように言われた場合があり、その場合の送迎費用等が発生するが、これは介護保険の対象外なので、やむを得ないと思う。当初の説明と異なって、想定外の費用負担を求められたということはほとんどなかったが、最後に「看取り」に移行した際に、「看取り費用」という料金を請求されたものの、金額的には低廉であった。

入所者本人が相当にわがままだったが、病院に入院している時よりは、比較的文句を言わずに食べていたと思う。量も調理方法も、本人の状態に合わせて工夫してくれていたし、食事の介助にも相当の時間をかけてくれていたので、あのようなことは家族ではとてもできないと感謝している。

接触のあったスタッフは、男女とわず、すべて印象がよかった。丁寧で、気配りもできている。 この点は、安心してお任せできるという気持ちにつながる大きい点だと思う。わがままな義母の文句にも丁寧に対応していただいていたようで、本当に申し訳なく思うことも数多くあった。

通常、毎週、日曜日の午後に訪問していたが、いつもスタッフが２名はいてくれて、他の入所者の方々のお世話等もされていた。石川病院との連携は、距離的にも近いのでスムーズで助かった。

加古川バイパスの別所出口から降りて、３０秒ほどなので、非常に便利である。すぐ近くには、飲食店等はないが、車で数分の国道２号まで出ると、イオンタウンがあるので、買い物や食事も含めてほとんどの用事を済ませることができる。

インフルエンザの流行時には、入館時に消毒用のアルコールが常備されていたし、マスク着用も義務化されていたが、マスクを持っていない人には、１つ５０円で販売していたので、若干高いように思った。