※こちらの口コミは約8年前に投稿されたものです。
それなりに小奇麗でまぁまぁの施設
たぁな(女性/30代)
投稿日時:2016年02月29日
居室/設備
施設は2013年11月に出来たばかりなので、まだ新しくきれいです。
認知症の方もいらっしゃるので、外とのドアはすべて暗唱番号で管理されていますが、見た目は普通の扉なので隔離されている感じには見えません。施設に入っても老人施設特融のニオイもありません。
建物は四階建てで、一階の食堂は窓も大きく、光が十分に入ってきますし、そこから見える中庭には季節の木や花が見られます。
一階には他に浴室があり、大浴場では毎週一回温泉が運び込まれます。座ったまま入ることのできる機械浴もあります。入浴は基本的に週三回行われます。
二階から四階は主に入居者様のお部屋になります。二階は認知症の方のフロアで、回想療法として昭和の家具やポスターが設置されています。
各階には談話室があり、入居者様同士や、来られたご家族の方がお話するスペースになっています。
各階段には暗唱番号付の扉があり、職員しか利用できません。入居者様の階の移動は全てエレベーターで行われます。
入居者様の居室は個室なのでプライバシーは配慮されています。
部屋には洗面台、トイレ、エアコン、クローゼットが取り付けてあり、車椅子でも楽に動き回ることができます。
ナースコールも設置されているので、24時間いつでもヘルパーを呼ぶことが可能です。
行事/イベント
希望すれば散歩や買い物にもヘルパーが付き添いますが、あくまでもサービス内なので人手が足りている時に行われ、あまり頻度は多くありません。
クリスマス、夏祭り、節分などの行事もありますがそこまで力は入れていません。
散歩レクも人手が足りていればありますが、なかなか行けていません。
他にはちぎり絵の先生に来ていただいたり、ハンドマッサージ、お買いもの、三味線のコンサートなど不定期に行われます。
15時頃には自由参加ですが体操やカラオケが行われます。個人的に集まってマージャンや囲碁、トランプやジェンガをやっておられる方もいます。おやつや飲み物も提供されます。
毎月月末にはその月のお誕生日の入居者様にプレゼントを渡し、皆でケーキを食べます。
レクの様子は施設のブログでも見られるので、雰囲気がわかると思います。
費用/価格
入居金は0円で、一か月18万円程度です(食事代を含みます)
ただし、電気代、介護サービス、往診代、薬代、おむつ代、などは含まれず、別途支払いになりますので、実際はもっとかかります。デイサービスを利用されている方もいます。レンタルで車椅子や介護ベットを借りる場合も費用が必要です。
また夫婦で入居されても、一人一室契約する必要があるので、二人で入居するなら二倍の値段になります。
あと、細かいですが歯ブラシ、トイレットペーパー、洋服などの消耗品は個人で買う必要があります。
家族が遠くてなかなか来られない場合、施設で代わりに購入もしてもらえます。(費用は個人持ちです)
ただ、有料老人ホームの中では割安なので、ある程度年金をもらっている方だと年金で賄えるかもしれません。施設でおむつを購入することもできますが、箱単位での購入になるので一回の金額が大きいです。そのためご家族が購入して持ってこられるところもあります。
料理/食事
食事に関しては見た目にも配慮され美味しいと思います。もちろん個人差があります。
毎日の食事は決められており、一か月の献立表があります。
朝はパン派、ごはん派、混合派の希望が出せ、パンの人には牛乳、ごはんの人には味噌汁が付きます。量は少な目で、特に男性の方は物足りないかもしれません。ヤクルトやヨーグルトを個人的に購入し、共有の冷蔵庫に入れ、食べられる方もいます。
昼食は週に三日ほど二種類から自由に選ぶことができます。また季節のメニュー(お正月はお節、冬は鍋、敬老の日の御膳など)や面前提供(天ぷらを目の前で揚げてくれたり、お寿司を握ってくれたり)があります。
15時には少量ですが希望者には飲み物とおやつの提供があります。
また食後のお薬はヘルパーが直接管理し、目の前で服薬を確認してから席を立っていただくので安心ですが、薬の提供が終わるまで部屋に帰れません。
食事は一テーブル四人です。同じ席の方と合う合わないがあると思いますが、頻繁に席替えがあるわけではありません。
施設の雰囲気
ホテルが母体の施設なので、研修やマナー講習は多いです。お客様や家族の方が来られたら、立ち止まりお辞儀をして挨拶するように指導されています。本社からの抜き打ちチェックもあり、様々な点で順位をつけられ、他の施設と比べ順位づけされます。
ただ、人手不足でバタバタしている印象はありました。
入居者様は要支援や要介護まで様々です。日中は看護師がいるので医療行為が必要な方でも入居は可能です(ただし夜はヘルパーのみなので、24時間医療行為は必要な方は無理です)
認知症の方も多く、見守りが必要な方は認知症ルームで一日ヘルパーと一緒に過ごします。
ヘルパーは資格者のみですが経験は乏しい方もいます。
入り口前に事務所があるので、家族の方は相談したいことがあれば、いつでも施設長や責任者と話をすることができます。
施設長は介護経験のない方で、具体的な話は責任者やケアマネージャーの方が話は早いかもしれません。
介護/看護/医療体制
看護師は日中のみ勤務になりますので、医療行為が必要な方もある程度は入居できます。
(糖尿で血糖値測定が必要な方、ストマ、胃ろうの方など)ただ24時間体制で医療行為が必要な方は無理です。
夜間はヘルパーのみになります。だいたい3〜4名で66人(空室もありますが)を見ます。
緊急時は看護師に連絡をし、指示を仰ぎます。
日中は看護師は常勤していますが、人数が少なく一人のときもあるため目が行き届いていない部分もあります。
記録はほぼアイパッドで記録し、情報共有ができるので食事量、血圧、排便など細かなところも見ることはできます。血圧など異常値が出た場合は知らせてくれるので、すぐにヘルパーから看護師に連絡し対応できます。
日中のヘルパーの数は5人〜6人。7人いれば楽ですが人手不足のため叶いません。
認知症の方は二階の認知症ルームで日中はヘルパーと共に過ごします。
提携病院の医者が定期的に往診に来て下さるので、不安な点があれば相談もできます。
周辺環境/アクセス
京阪、近鉄の駅の中間地点にあり、歩いて10分程度です。
徒歩一分のところにコンビニがあり、元気な方は好きなものを買って来られます。
また消防署が近いので緊急時には救急車もすぐに来てくれます。ただ出動するたびに救急車や消防車のサイレンが聞こえ、少しうるさく感じることはあります。
目の前は名神高速道路ですが、防音壁があるので特にうるさいと感じることはありません。
隣は中学校で、声は聞こえますが、お年寄達は楽しそうに子供をみており特に不満は聞いたことがありません。
施設には駐車場がありますが、数は多くないので土日などは面会の車でいっぱいになることもあります。
コンビニ以外徒歩で行ける店は多くないので、外で買い物したい入居者様には少し不満な面もあるかと思います。
スーパー・コート京・藤森 の施設詳細
月額費用
19.2
万円
入居条件
自立
要支援
要介護
こだわり条件
医療看護体制
糖尿病・インスリン
人工透析
在宅酸素療法
人工肛門・ストーマ
尿カテーテル・尿バルーン
心臓ペースメーカー
胃ろう
気管切開
たん吸引
床ずれ・褥瘡
施設詳細
施設名称 | スーパー・コート京・藤森 |
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施設種別 | サービス付き高齢者向け住宅 |
施設所在地 | 京都府京都市伏見区深草池ノ内町11-3 |
運営事業者名 | 株式会社スーパー・コート |
運営者所在地 | 大阪市西区西本町1-7-7CE西本町ビル |