介護老人保健施設すばる魚崎の郷の口コミ・評判　えっちゃんの娘（女性/70代）

施設は真新しいというわけではありませんでしたが、掃除は行き届いていました。部屋は４人部屋でもゆったりとしていて広かったです。廊下も広くて、車いすで母を外に散歩に連れ出せないときでも、廊下を行ったり来たり出来ました。食堂も広いのですが、なんとなく建物全体が閑散とした雰囲気でした。１階はデイサービス施設で、割合活気があるのですが、２階以上の階はさびしい雰囲気で、食堂も活気があまりなかったように思います。トイレはきれいでしたし、臭いもありませんでした。エレベーターがあったので、車いすでの移動も楽でした。I階にはリハビリ室があり、要介護5の状態でも週に何回かリハビリをしてもらっていました。

１階のデイサービスには毎日のように慰問の方々が来て、歌や踊りなどにぎやかでしたが、入居階は月に１度ぐぐらいでした。遠足などは年に複数回あったと思います。入居者は介護の程度が進んでいるので、イベントをしても参加は難しい人も多いとは思いますが、家族が手伝ってももう少しイベントの回数があったらなと思いました。

老健でしたので、月額8万円程度だったと思います。その中でレンタルの洋服、おむつ、食費などが含まれていました。神戸市から月に１．５万円くらい援助金が後から入金されていたと思いますので、実質６．５万円くらいの負担で、本人の年金で十分払うことができました。費用については安いと感謝しています。

母は入所時に９０歳を超えて、糖尿病もありましたので、病人食でした。味は薄目なので、なかなかおいしいとは言っていませんでしたが、一般の方には季節ごとに工夫したメニューのように見えました。後半には飲み込みが難しくなり、ミキサー食になりました。緑いろのドロドロのものが、ホウレンソウなのか、ブロッコリーなのか、よくわからない状態で、あまり食欲がそそられなかったようです。仕方がないとは思いますが、最近は形を残した柔らかい食材もあるようなので、今後のメニューは改善されていくのではないでしょうか。ヘルパーさんの手が足りないようで、食事に介助が必要な人には家族がお昼ごはんの時などは手伝いに行きました。しかし、全く来られない方にはヘルパーさんがスプーンに山盛りの食材を口に次々をいれておられ、気の毒な気もしました。

ケアマネージャーの方は相談によく乗ってくださり、感謝しています。看護婦さんもみなよく訓練されている感じでした。ヘルパーさんはとても優しい方と、そうでもない方がいていろいろです。

夜勤の方の人数はよくわかりませんが、看護婦さんはいたと思います。病院が経営しているので、何か体調に変化があったときには、家族が付き添わなくても、すぐに病院に車で連れて行ってくださいました。 母は認知症が進むと、認知症病棟の３階に移りました。老健では認知症を受け入れてくれないところもあるので助かりました。少しの擦り傷でもヘルパーさんから電話で連絡があって謝ってくださり、おとなしい母でしたが、入居後はヘルパーさんや看護婦さんをひっかいたりたたいたりしていたので、かえって申し訳ないような気がしました。胃瘻をしておられる方も何名かいらっしゃいました。点滴は何日分もできないので、必要な場合は入院になりました。

駐車場もありクルマで行くには便利でした。駅からは１０分かからないところでした。近くにコンビニがありました。住吉川が近くにあり、車いすに母を乗せて、桜を見に行ったり、近所の酒蔵を見学したりできました。静かな環境でした。

電話での連絡は親切でいつでも対応してくれました。メールはしたことがないです。お酒やたばこは、母が飲まなかったのでわかりません。デイサービスに３回程度行っただけで、大たい骨骨折で入院し、６か月程度の入院の後入居できました。たった３回程度のデイサービスでしたが、身内のように扱ってもらい感謝しました。