介護老人保健施設　シルバーケア佐賀の口コミ・評判　あぐ（男性/70代）

旧施設が老朽化したことにより別箇所に新築移転となったもの。旧施設は四人部屋だったが新施設は個室化になったことにより入居費は大幅アップとなった。こういう施設というのは複数人部屋の方が認知症の進行を防ぐにはいいのだが近年は個室化が進んでおり逆に介護の手間が増大化してしまう結果となっている。複数人部屋であれば人の出入りが頻繁にありざわざわとした感じが脳を常に刺激することになり好結果をもたらす。

お誕生会、お習字会、散歩会等ほぼ家族参加のない入居者のみ対象のイベントがほとんどになっている。介護施設なので娯楽施設はあまりなかったように思う。

毎月13万円ほどかかり国民年金ではとても対応できないので貯蓄等を切り崩して行かねばならない。薬代は含まれていたようだが高価な薬の使用は制限されてしまう。新施設になってからは医師のの常駐はなくなったように思う。隣が系列の病院なので何かあれば当病院へ入院することになる。病院も個室なので認知症はよけいに進んでしまう。

腎臓が悪かったので塩分等を考慮した食事となっていた。また咀嚼力が弱かったので刻み食になっていた。旧施設では食の状況について毎月家族への報告がなされていた。

新施設になってからは親近感が薄れていた。介護人も代わり、よそよそしくなってしまった。施設も新しくなってしまいきれいではあるが冷たい感じがしてしまう。

介護人がだんだん素人ばかりになっていくようで認知症への対応はおざなりになっていたような気がする。

新施設は近くになったのでそれだけは便利になった。周辺には河畔公園があり緑は多く環境は良い。