ミモザ横濱南万騎が原の口コミ・評判　まんぞう（女性/60代）

新築で入居したため、清潔さや設備の新しさは快適。 エアコンも完備だし、IHのキッチンもあり、自炊もできる。 広さに関してもいくつかの施設と比較したなかで一番広く使い勝手も良い。 特に南側の２階の部屋は、冬暖かく、かといって夏にも暑すぎることは無いようだ。 トイレが洗面所(洗濯もでき、風呂場の脱衣所とも兼用）と同じスペースなのがなんとなく落ち着かない気もするが、鍵もかかるし、個室なので、慣れれば問題ないようだ。 収納スペースも多く、もちろんバリアフリーで、防音もすぐれている。

お買いものツアーがあるので、一人で買い物に行けない人はとても助かる。ただし人数制限はあるので、遠慮していると行けない。 入居前には俳句などの趣味の会を開催したいとのことだったが、現在は習字教室程度らしい。 もう少しレクレーションがあれば楽しいのではないかと思う。 ただ、なかなか参加したがらない場合もあり、運営する側も難しいようだ。 花見や遠足などがあってもいいのではと思ったことはある。

年金のほか、家を売ったお金を貯金から毎月１０万ほど切り崩しているので、決して安くはない。 ただ、もっと高い施設もあるので、一概に高すぎるとはいいきれないとは思う。

入居当初は目新しかったからか、おいしいと言っていたのが、だんだん飽きてきたのか、「もっと肉が食べたい」などと不満をもらすようになってきた。 栄養バランスはとてもよく考えられているし、健康状態も良いので、とてもしっかりと考えられていると思う。 ただ、配膳に時間がかかってしまい、冷めてしまうことがあるらしい。

入居当初は和気藹々として、とてもいい雰囲気だった。 しかし入居者に痴呆の人が増えだした途端、スタッフがどんどんやめていき、入居者の不満も増え、悪循環に陥っているように見受けられる。 最近では笑顔がみられないで、ぎすぎすした雰囲気さえある。 罵声などはないし、スタッフは丁寧に対応しているが、疲れがありありと感じられるのが気の毒。 これを「悪い」と表現すると、一生懸命働いているスタッフに申し訳ないので「普通」とした。

具合が悪いとこまめにチェックをしてくれる。 投薬の管理をしてくれるのが非常に助かる。 ただ、緊急で病気になった場合であっても家族が病院へ連れて行くことになっているのが、非常に不便である。いつでも駆けつけられるわけではないので、有料でもいいから通院の付添を検討してほしい。

駅からも歩ける距離。 病院も近い。 住宅街にあるので、普通のマンションのようにしか見えない。 公園も多い。 ただし坂が多いため、足の不自由な人には残念。 コンビニが近くにあれば便利だが、ない。 駅前にスーパーがあるが、喫茶店やファミレスはないので、 外で気分転換に食事やお茶がしたい場合は、車がないといかれない。

入居前の「痴呆がある場合は入居お断り」という約束が変わってしまった。そのせいでスタッフも入居者も困っている。 また、まだ新しい施設なので「看取り」までしてくれることにはなっているが、どのような対応になるのかが不安ではある。 この一年で、施設長やケアマネージャーが何人も交代しているのが、とても不安である。