介護老人保健施設ナーシングホーム城山の森の口コミ・評判　つぼのなか（女性/30代）

広々としたフロアのつくりとなっており、よく掃除されていて清潔感があった。入所されているのほとんどは車椅子を利用されている方で、段差もなくバリアフリーが考慮されていた。 　私はボランティアで食事介助を行ったのですが、フロアにあるテーブルは四角形ではなく、療養者さんが車いすで一人ひとり入りやすいように、四角形の一辺がアルファベットのＵを逆にした形となっており、食事しやすい環境であった。 ボランティアで来たときは実際に入所している個室まで入らせていただく機会はありませんでしたが、広々とした落ち着いた空間であると聞いています。

この施設では毎年夏に夏祭りを開催しており、去年まで天候が悪く開催することができなかったのですが、今年は一日中日本晴れで天気に恵まれて、無事に開催することができました。療養者の方々を屋外に車椅子で移送し、屋外で飲食や景品などの屋台や舞台発表を楽しめるようにしていました。療養者の方々はお話しすると、「夏祭りが去年なかった分、きょう開催されてとても楽しいし、嬉しい。」と話していらっしゃいました。舞台発表をみていらっしゃる療養者に、職員の方々からもっと楽しんでもらおうと、途中でやきおにぎりや好みの味のかき氷を提供されていて、療養者の方も嬉しそうに召し上がっていました。

実際の費用がどのくらいかはお聞きしていないため、申し訳ありませんが分かりません。

わたしはボランティアで参加した日に食事介助をさせていただきましたが、その日はカレーライスと前菜のメニューでした。療養者によって、メニューの食形態は異なりますが、食事はあたたかく食べれるようにアツアツで提供されていました。

療養者の方へ丁寧な言葉づかいと明るい表情で話されていらっしゃり、感じの良い人たちでした。認知症をもっていらっしゃる療養者が食事をして、集中力がとぎれて手が止まっている場合には「こちらも食べますか？」と食事を促して、再び療養者自身に食事をしていただくような関わりがあることを感じました。

はっきりと人数が何名いらっしゃることはわかりませんが、その階には看護師や介護福祉士の方が合わせて４～５名いらっしゃいました。療養者の人数に比べて圧倒的に少ない人数ではありますが、お互いに声かけをしてお互いの状況を確認し、療養者の生活をサポートしていました。

ここの施設は急な坂をのぼった高台の上にあり、周辺環境は木々で坂を下りると住宅が密集している地域となっています。施設に向かうためには、自家用車などを利用しないと大変きつい場所であると個人的に思いました。逆をいえば、高台で景色がよく自然に囲まれた場所であり、穏やかに暮らすことができるのではないかと考えます。