ふるさとのたより太子の口コミ・評判　くすりゆびーの（女性/50代）

平成18年に建設された施設は、比較的新しく清潔感にあふれています。玄関は広く段差が全くありません。広く開く自動ドアがあり便利で、車いすのまま入れます。靴を脱いだり履いたりする時の為に、腰かける椅子が常備されています。施設は二階建てで各階9名ずつの個室と、共有スペースがあります。老人ホームの中央が食堂を兼ねる共有スペースで、その周りを囲むように個室が9部屋あります。プライベートも保てるので、安心です。

毎月、行事予定カレンダーを作成され利用者の部屋と共有スペースの壁に張り出してくれています。親族の家にも郵送してくれています。毎週、何らかのイベントが書き込まれています。ちぎり絵、折り紙、お菓子作りや季節の植物を見学する外出などなど。私の親族は外出ツアーの時が、一番楽しみのようです。今年の秋はコスモス畑や紅葉狩りに出かけたそうで、喜んでおりました。 ただ、普段の日の外出は身内が付き添う必要があります。外出が難しい利用者さんのお世話で、スタッフは手いっぱいなんでしょうね。

入居一時金は無し。敷金は20万円ですが、退去の際全額が返金される予定です。 毎月の利用料は、翌月に請求書が届き、月半ばまでに指定の口座に振り込む必要があります。振込手数料を浮かすために同じ金融機関の営業所で通帳を作り、年金の振込先を変更しました。 介護付き有料老人ホームですので、料金は平均22～24万円です。非常時の病院の送迎や日用品の買い物など、全ての世話をしてもらっているので当然の出費だと思っています。入居案内の自己負担金は月額174,200円からと明記されていますが、病院診療代、薬代、介護保険の負担金や生活サービス費など別途必要経費がかかるので総額が、我が家の場合この料金になっています。

入居前から、本人の好き嫌いの食べ物や嗜好品の有無を聞かれていました。本人は鶏肉が嫌いなので、メニューに鳥肉が使われている時には違う肉に変更してもらっています。 三食全て、ホーム内の台所で料理してくださっているので、ホカホカの状態でありがたいです。味付けは、一般的のようです。 三食のほかに、3時のおやつまで出していただいています。 我が家の親族は、午前中にコーヒーを一杯飲むのが好きで、その習慣も続けることが出来ています。

施設の雰囲気は、和やかです。家族はいつでも（深夜になるなど特別な時は要連絡）訪問できます。 施設に入ると必ずスタッフが、明るく挨拶してくれるので嬉しいです。神経をすり減らすお仕事で、大変だと思いますが、いつも訪問者にお茶を出してくれます。 入居したばかりの時は、頻繁に様子を覗いてくれて、何かある時は必ず連絡をくださるので、安心しています。 ホーム長も生活相談員も、話しやすい方たちで、細かいことでも話をしやすい雰囲気を持っています。

私が訪問するのは、主に夕方ですがその際のスタッフは2～3名がいらっしゃいます。夜間は各階に一人ずつおられると、利用者から聞いています。病院や医療機関との連携はとても満足しています。毎週往診に来られますし、非常時には近くの協力医療機関に連れて行ってくださいます。これまで自宅にいた時はすべて家族が仕事の段取りをつけて、付き添いをしなければならなかったので、とても助かっています。 いろうの方は入居することが出来ないと説明を受けました。 そのほかは、最期の看取りまで請け負ってくださっています。

施設の周辺はスーパーや役場があり、買い物などとても便利です。 車の交通量がそこそこ多いのですが、施設の中は騒音が気になることはないです。 交通量が多く危ないので、その施設は、利用者一人で外出は出来ません。 バイパス道路のインターがとても近いので、訪問には車を利用されるのがお薦めです。 施設の敷地に駐車場が少ないのが、唯一の不満点です。

聞いたことはないですが、お酒やたばこはだめだと思います。 利用者の嗜好品を、部屋に持ち込むのは自由です。 ペットもだめです。 我が家が入居を希望した時は、空室がちょうど1つあり、すぐに入居することが出来ました。 家族の訪問に時間制限はありません。深夜や早朝の場合でも事前に連絡を貰っていれば大丈夫でした。