※こちらの口コミは8年以上前に投稿されたものです。
地域に根差し在宅事業から入所までトータルな高齢者支援事業所
サワゆき(女性/70代)
投稿日時:2016年01月22日
居室/設備
建物の築年数は10年以上だが、モダンな回廊式ですべての居室の窓から外の風景(畑作地)が望める。機能訓練士の設置員数が十分で療法士が居室までに迎えに来て車椅子を押し、1Fのリハビリ室で施行し、終わると居室に送ってくる。勿論、STもいるので、毎昼食前には、食堂で一斉に集団レク(口腔・嚥下体操)が日課になっている。
行事/イベント
立地環境(畑作地)を生かし、夏祭りなどは、施設の外でご家族や地域住民の参加を呼びかけ、露店が出、盛大に行われる。
場所柄(市街地からは遠く交通は路線バスのみ)ボランティア集めに苦労されており、日々のレクは職員の手で行っており、種類はやや少ない。外出は毎月行先を決めたら入居者に案内し、希望を取って、3~4名づつで、計画している。
費用/価格
介護保険施設なので、基本、入所費用は介護度毎に制度上で定額である。他、日用雑費やレク費は平均的で妥当ある。
料理/食事
厨房は外部委託されているが、業者の管理栄養士のほか、施設に管理栄養士が配置されていて、個別の嚥下機能能力に応じて、細かく対応している。医療面からは当然ながら、個人の嗜好も詳細にアセスメントし、可能な範囲で対応している。
毎週、特別食の日を設け、食堂で、入所者も簡単な調理に参加し楽しんでいる。
施設の雰囲気
施設に入館すると、とにかく、行き会った職員から挨拶がある。
誰彼の別なく、お客様との理念が行き渡っている。
老健なので入所者の平均介護度は中度から重度で、車椅子利用者が多いが、自立を目指してケアしており、手をかけ過ぎない支援をしている。
介護/看護/医療体制
協力病院・看護師設置体制は確率されていて医療面での不安は職員にも感じられない。
施設での看取りにも対応していて、年間10例近く看取っている。
周辺環境/アクセス
施設は自然環境豊かな場所なので、ご家族の来所には、どうしても交通面からは不便な面もあるが、生活環境としては好ましい。
その他
タバコは職員が預かり、喫煙時は付き添っている。個人の嗜好は大切にされている。長期間入所というより、在宅復帰を目指して、一時的に自宅に戻り、状況により、又、再入所のケースも多く、職員は忙しくなるが、長期の待機状態のケースはそれ程多くは無いと思う。
介護老人保健施設あつべつ の施設詳細
介護老人保健施設あつべつの地図
住所
〒004-0069北海道札幌市厚別区厚別町山本750番地6号
交通アクセス
JR千歳線新札幌駅、地下鉄東西線新さっぽろ駅から、中央バス山本線。山本中央下車(所要20分)。バス停から徒歩3分