※こちらの口コミは約8年前に投稿されたものです。
金銭的負担が軽い施設。
みかんっ娘(女性/30代)
投稿日時:2016年01月22日
居室/設備
主に4人部屋で、狭く、一人一人をカーテンとタンスで仕切る形なので、プライバシーがあまり無い状態。
4人の入居者のうち、誰か1人でもポータブルトイレを使用している場合は、その部屋全体に匂いが広がってしまう。
手すりは廊下にもトイレにもついていて、それを利用する入居者はたくさんいた。
お風呂は一階にしかないので、入浴前に介護士が付き添ってお風呂場まで行った。
行事/イベント
嚥下体操の時間が毎日お昼にあり、入居者も積極的に参加していた。
週に一度ほど、音楽療法の時間もあり、専門家を招いてレクリエーションや合唱などを行っていた。参加者も楽しんでいる様子。
夏には納涼祭があり、入居者とその家族が屋台や打ち上げ花火などを楽しんでいた。
ただ、どの行事も介護度5の寝たきりの方には参加は難しく、結局居室から出るのは入浴時だけ、と言う現実もあった。
費用/価格
詳しい月額費用や経営等の話は分からないが、比較的低所得者・家庭でも入居しやすい施設だと思う。身寄りのない寝たきりの方も大勢いた。
ただし、そういった施設だからこそ、『介護付き有料老人ホーム』のような質の良いサービスを受けられることは少なく、やはり、月額のお支払い金とサービス内容は比例していると思った。
料理/食事
夜勤の時は、入居者と同じメニューをいただいていたが、味付けはやや薄めで、健康的なメニューだと感じた。
その日の体調や、咀嚼・飲み込みの度合いに合わせて、普通食・ペースト食・刻み食等、個々にあった形で提供された。
介助が必要な入居者が多いと、介護士1人で3人ほどの介助をすることもあり、入居者はなかなか自分のペースでは食べられないと感じた。
施設の雰囲気
比較的、入居者と介護士の関係は良好で、毎日明るい笑い声が聞こえていた。
総長も毎日巡回にきていたが、入居者からは人気者のように見えた。
認知症等があると、入居者同士が仲良くなることは、なかなか難しいこともあったが、時には仲良くお話したり、食堂でテレビをみていることもあった。
介護/看護/医療体制
看護師は日中は2人、夜間は1人しかおらず、胃瘻へのチューブの装着や流し込みには時間がかかってしまっていた。
また、吸痰は介護士では出来なかったため、苦しそうな入居者がいても、看護師が来るまでさする等のことしか出来なかったのが歯がゆい。
万が一緊急性のある場合はどうしようか、、、と常に不安だった。
周辺環境/アクセス
駅からは徒歩だと30分以上かかり、またバスもあまり通っていない場所にある。そのため、入居者の家族は自家用車で来る場合がほとんどだった。
河川沿いにあり、自然豊かな場所に建っている。
近くにお買い物できる場所はなく、スーパーなどには車を使用しないととても行けない。
特別養護老人ホーム桃源荘 の施設詳細
入居条件
自立
要支援
要介護
こだわり条件
施設詳細
施設名称 | 特別養護老人ホーム桃源荘 |
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施設種別 | 特別養護老人ホーム |
施設所在地 | 山梨県山梨市一町田中155 |
入居定員 | 104名 |
居室総数 | 30室 |
開設年月日 | 1971年04月01日 |
居室面積 | 32.8m² |
介護事業所番号 | 1970200018 |
運営事業者名 | 社会福祉法人山梨県社会福祉事業団 |
特別養護老人ホーム桃源荘の地図
住所
〒405-0025山梨県山梨市一町田中155
交通アクセス
JR中央本線(東京~塩尻) 春日居町駅から車で約11分