グループホームいっしん館こまちの口コミ・評判　Caribe（女性/60代）

全館個室なのでプライバシーが守られ、かつ日中は皆で居間に集まり、ほのぼのとしている印象を受けた。母が６年間入居しており、ごく最近病院に入院したため退去したが、とても幸せな時間を過ごせたと思う。少しでも自立ができるようにと、ボタンを閉じる作業をさせるために、前開きのボタンが付いた服やパジャマを使用させるなどの努力が見られた。いつも清潔で笑顔で接して下さり、大変感謝しています。

寝たきりの人を除いて、バスで行楽に行ったり、お祭りを開催したり、入居者の誕生会や近隣の学生の慰問など、1年を通して色々な行事があり、母も楽しめたと思う。まめに写真を撮って飾ってあるので、おかげで自分が参加できなくても、笑顔の様子で楽しんでいる様子がわかり、ありがたかった。日々の世話だけでも大変なのに、色々なイベントを考えて下さるスタッフには頭がさがります。

入居費用はゼロ、日々の消耗品や日用品の購入などにより、多少の差はあるが、だいたい1ヶ月10万円程で済んでいた。車椅子などはレンタルでしたが、市の補助などを使い、なるべく入居者に負担がかからないようにとの配慮があった。

親族が、一緒に夕食を取れるサービスがあり、一度だけ母の好物を差し入れて食事を共にした。種類、量とも程よく美味しかったです。炊き込みご飯でしたが、普通、やわらかめ、おかゆと入居者に合わせて準備されており、感心しました。また、おやつの時間には毎日美味しそうな和菓子やケーキが用意してあり、見舞いにいくといつも私もご馳走になっていました。

スタッフの方は皆笑顔で、大変な仕事にもかかわらず良くしていただいたと感謝しています。認知症患者専門のグループホームでしたので、たまに、患者の中には大きい声を上げたり、同じ事を言い続けたり、勝手に外に出ようとしたり、見ているだけで大変そうでしたが、皆さん根気よく対応されてました。職員の方の対応がいいので、いい雰囲気を保っていました。

夜は訪問した事がないので体制は分かりませんが、夜勤の方が2名ほどいたようです。経費節減の為か、ぎりぎりの人数で賄っていらしたと思いますが、入居中に3度、救急搬送されました。入院先に週に2度くらいは見舞いに訪れ、パジャマやタオルの替えを持ってきて下さり、遠方にいた私は大変助けていただきました。

筑波山の麓近くで、車がない私にとっては1日数本のバスに頼っていたので、大変でした。ただ、田舎なので自然環境は良かったですね。 逆に、市街地にあった場合は料金が高くなると思うので、仕方がないかと思います。帰りは、職員の方が良く駅なで送って下さいました。

お酒、タバコは禁止です。皆さん認知症なのと、車椅子の方も多く、行楽以外は外出はできない方々ばかりですので、自由度はありませんし必要でもありません。私の母の場合は即入居できましたし、今でも待機されている方はいないそうです。地域密着型なので、土浦市民以外は入居できないからでしょうか。訪問は、原則いつでもできますが、職員の負担にならない午後を選んで訪問していました。私の場合、バスの時間もありますので。