※こちらの口コミは約8年前に投稿されたものです。
家庭的で日常生活の延長として生活が続けられる。
はなふぶき(女性/60代)
投稿日時:2016年01月12日
居室/設備
すべて個室になっており、各部屋が広い。ベッドや箪笥、鏡台が備え付けになっており、持ち込むものは着替えと履物や歩行器くらいだった。1間巾の押入れもあって、その中にも箪笥、洋服かけがあり、収納は申し分ない。布団も備え付けのものがあり、持ち込んだものは防水シーツと毛布、タオルケットだけで住んだ。各部屋には夫々にエアコンがあり、リモコン操作は職員が行うものの、室温など快適に管理されている。窓の外には所長が入所者さんたちと手入れしている畑があり、四季折々の花や野菜が見られる。窓を開けると風通しがいい。
行事/イベント
新年会に始まって節分、花見、夏祭り、敬老会、運動会、クリスマス会など、季節の行事を行っている。家族や地域住民の参加もできる。ただ、年々入所者さんたちの行動レベルが低下しており、屋外での行事が難しくなりつつある様子。
費用/価格
部屋代や光熱費、食費等合わせて入居当時は8万ちょっとだった。消費税が上がってからやりくりが追いつかなくなって今年から値上がりして9万弱になった。それ以外におむつ代や通院の介助、病院代や薬代などが月に2~3万かかるが、このくらいなら本人の年金収入ですべて賄えるため助かっている。本人がまだしっかりしているときに入居したため、契約書を作ったり銀行引き落としの書類を作ったりするのが楽だった。
料理/食事
献立が決まっておらず、その日の当番の職員がそのときにある食材を見て調理をするので、かなり行き当たりばったりな印象がある。味は良い。栄養士が献立を立てるわけではないので、栄養面でやや不安はあるが、家庭的な雰囲気で日常生活の延長としてとらえるなら良いと思う。
施設の雰囲気
社内研修で接遇に力を入れているというだけあって、言葉遣いは丁寧。よくあるように、入所者さんたちを子ども扱いするかのような発言や行動は見かけない。どこでもそうだが、介助する職員が不足がちで手が回らないようなところが見受けられる。職員1人がトイレ介助などで入所者さんたちが集まっている広間を離れると、残った人だけでは全体を見守るのが精一杯で、個々人の要求に答えられなくなっていることがある。日中は眼が届きやすいようにほぼ全員が広間に集められるので、大勢の中にいるのが苦手な人にとっては苦痛かもしれないと感じる。職員間の連携は良く取れており、雰囲気は良い。
介護/看護/医療体制
日中は看護師が1人常駐しており、異変があった場合には提携している内科医院に連絡する体制が整ってはいるが、なにぶん介助に割ける人員が少ないため、歯科や眼科など普段の通院はできれば家族にお願いしたいといわれる。休みが取れる場合にはそうするが、車で1時間以上かかるところに住んでいて仕事もしているため結構きつい。
周辺環境/アクセス
幹線道路から脇に入ってすぐのところにあるので立ち寄りやすい。近くに割りと大きなスーパーがあって、ついでに買い物ができたり、施設の駐車場が使えないときにはスーパーに停めて訪問できたりするので非常に便利。
その他
ケアマネさんから紹介されて見学に行ったとき、たまたま入院が長引いて退所された方がおられたため、翌日には入居の申し込みができた。そのときには少なくとも他に2名の問い合わせがあったと聞いている。入所者さんが連れてきたのか知人から譲り受けたのか、小型犬が飼育されており、入所者さんたちのアイドルになっている。幸い犬嫌いな人がいないらしく皆でかわいがっておられる。
グループホーム 希望の家 の施設詳細
グループホーム 希望の家の地図
住所
〒851-3422長崎県西海市西彼町小迎郷1074−3
交通アクセス
JR大村線 南風崎駅から車で約18分