ケアホーム西五反田・さくらハイツ西五反田の口コミ・評判　ひややっこ（女性/70代）

新設でよく掃除されていて清潔感があり、日当たりも良く玄関・廊下などの共用スペースも使いやすく、それぞれの階の中心が食堂で、その周りに居室があります。昼間は殆どの方が食堂で過ごされていました。スタッフの方も常に見守っていて、いつ訪問しても安心感がありました。各人に個室があるので、プライバシーは守られていました。車椅子でも通行でき、トイレも居室もバリアフリーで使いやすかったです。居室には入居者がそれまで使っていた小さな整理タンスなどを置け、家族の写真や絵や生花などもお部屋に飾れ、自宅と同じような雰囲気作りが出来ました。

お正月から芸者さんの艶やかな舞踊や獅子舞、毎月のお誕生会、節分の豆まき、お雛祭り、桜見物、七夕など季節に合った行事があり、その準備に入居者のうち出来る方は飾り付けの物を作るお手伝いもされていました。その他にもお寿司の会やバザーで入居者の方がお買い物をしたり、嗜好をこらしたイベントが家族そろって楽しめるように考えて下さっていました。

当時は入居一時金は任意でしたので、一時金は払わず入居費は１ヶ月大体２０数万円で、３０万円以内に収まっていました。しかし、おむつや尿とりパット、リハビリパンツなどは自宅から安い薬屋さんをさがしてそれぞれ購入し、施設に届けていました。おむつ等は施設でも売っていたのですが、一度、誰も届けられないことがあり、その時のおむつの請求が正規のお値段でしたので３割安く買えるので勿体無いと思いストツクのおむつなど沢山持って行っても、嫌な顔もせず施設で保管して頂きました。その他に病院代と洋服や日用品代は別にかかります。

毎日の食事が楽しみになるような工夫をされていたように思います。基本は同じですが、各人の持病に合わせたお料理だったように思います。家族からの差し入れも自由で、梅干しや好きなおかずも持参しました。最後のほうは流動食になりましたが、味付けが何種類かあり、飽きないように工夫されていました。

スタッフの方々の教育が行き届きいていて、皆さん明るく大きな声で笑いが絶えない環境でした。食堂で入居者とスタッフの方々が歌を歌ったり、エレベーターホールの前で体操をしたりと一日の中でも動ける入居者はじっとしていることはありませんでした。大たい骨骨折の手術を受けた後もリハビリを毎日して下さり、しっかりと歩けるようになり、自宅にいるときよりも元気になった姿には感謝しかありませんでした。

夜勤は当初２人でしたが、途中から１人になりました。クリニックがすぐそばなので何かあったら先生または看護士さんがすぐにかけつけて下さいました。入歯が壊れた時も歯医者さんを手配して下さり治して頂きました。最期の時も病院ではなく施設の自分の部屋で家族全員が看取ることが出来て本当に感謝しております。

目黒駅と五反田の中間地点にあり、目黒駅からは徒歩１０分ぐらいで、施設の敷地内にイートインのコンビニがありました。目黒川沿いなので春は桜が居室からも見えました。

スタッフ全員の方々が親切で、電話の対応もとても良かったです。