特別養護老人ホーム虹ヶ丘の口コミ・評判　あいこおばさん（女性/50代）

学生時代に特別養護老人ホームを学校のボランティアで見学をしたことがありますが、学校の建物のようなイメージで寂しい印象を受けました。時代が違うのもありますが、そのようなホームと全くイメージが違い、中は木のぬくもりを感じるようなデザインの建物で、明るい印象です。綺麗に掃除もされていました。広々としていて、車いすでも移動がしやすいです。もちろん平屋です。中庭もあり、建物内を移動できる入居者であれば、外出ができなくてもも季節を感じる事が出来ると思います。ずいぶん精神的に違うと思います。 個室なのでプライバシーは守られていました。オムツの取り替えはやはり人目に触れるのは気になる入居者も多いと思いますので、その点では安心です。 どこもそうだと思いますが職員さんが多くないので、タイミングによっては何かお願いする時に時間が若干かかる場合もありました。 地元のスタッフが多く、入居している親族の共通の知人がいることがよくあり、それが随分寂しさを和らげたと思います。田舎ならではの温かさかもしれません。 遠方の都会から入所されていた方もいらっしゃったと思います。もしかしたら、立地条件から寂しさを感じたかもしれません。 良いところに入れて、恵まれていたのでは・・と家族と話すことがあります。

私自身が遠方で頻繁に行くことができませんでしたので、行事については詳細はわからないです。グループごとに季節のイベントは行っている印象がありました。 家族を呼んでの「夏祭り」が一番大きなイベントだと思います。一度だけ参加したことがありますが、私も一緒に楽しみました。老人向け過ぎることなく、みんなで楽しめました。入居していた親族はあまり行事が好きではないのですが、とても楽しんでいて驚きました。確かお盆の時期で、大勢の親族の方がみえていました。小さい子供たちもいて賑やかでした。それもよかったようです。 ほとんどの入居者さんが外出できるような状態ではなかったように思いますので、外出レクリエーションがあったのかはわかりません。 行事ではありませんが、最後に外出について書きます。状況にもよるかと思いますが、私の親族の場合は、私との個人的な外出はわりと自由にできました。車いすで、玄関まで持ってきた車まで行き、私の車で入居者の自宅や買い物に行きました。職員さんと三人で車で近場に出かけた事も懐かしい思い出です。

面会に行ったわたしでもいつも美味しく感じました。入居者の状況に合わせて調理してありました。 親族は味つけや料理にこだわりがあり、好き嫌いがありましたので、メニューによっては食べないこともありました。マイ海苔佃煮が冷蔵庫にキープされていて、ある程度自由があるのだなと感じました。海苔佃煮のおかげで気の乗らない時でも、ご飯だけは食べられた日もあると思います。 割と自立していたので、介助の手はなかなか回らなかったように思います。嚥下力がおちているのでむせるときはやはり心配になりました。

いろいろな入居者の方がおられましたが、職員の方は皆さん良い方で、怒鳴るような方はいませんでした。非常に忙しくされていて、声をかけづらい事もありましたが、声をかけた際は気持ちよく応じて下さいました。 また、尊厳を尊重してくださった方だと思います。元気だった頃にしていた趣味や特技をよく知っておられました。長い期間の入居でしたが、伺うのが一年以上空いても、異動されていない職員さんは覚えて下さっていたので、安心感があり、私自身も行きやすかったです。

夜勤の方は少なかったように思います。看護師さんも常勤が少ないです。 それでもコールがあれば必ず来てくださるので安心感はありました。

地方ですので、もともと不便ですが、街から少し離れており、車がないと不便です。冬は雪が多い為、不便さを更に感じます。 一泊や二泊の短期の際はゲストルームを利用させて頂き助かりました。長い滞在の時は、空き家となった入居者の自宅から通いましたが、交通機関がない為、駅からレンタカーを借りました。免許のない親族は徒歩や自転車で、入居者の自宅から通いましたが、大変だったと思います。夜の道中は田んぼの中とはいえ、徒歩では寂しいです。 周囲は自然が多く、建物は住宅のみなので静かな環境です。

お酒を飲んだり、タバコを吸っている人は見かけませんでしたので、管理はきちっとしていると思います。家族の訪問に関しても、時間が自由でしたし、介護の為のゲストルームもあり助かりました。