グループホーム　はなの家の口コミ・評判　はりゅう（女性/40代）

部屋自体は職員が毎朝掃除をするため、綺麗な状態。 ただし、入居する部屋によって日照にかなりの差があり、場所によっては窓からの景色が悪い、一日中暗い場所もある。 共有設備はそれほど新しくはない。 冷暖房は一応完全完備となっている。手すりの配置などはしっかりされているが玄関はバリアフリーにはなっていない。 アットホームな施設が売りになっているので居住スペースの居心地を重視しているためか、リハビリ施設はない。朝のお茶をする時間の前に介護予防のレクリエーションが30分ほど行われている。

レクリエーションはほぼ毎日行われている。春秋の天候のいい日は職員が交代で利用者を散歩させたり、庭でお花見等行っている。外出可能な利用者様が多い時には施設外への外出もある事がある。 事務所にカラオケが常設されているが、普段使う事はめったにない。 ほぼほぼ毎日同じことの繰り返しが多く、利用者の方が楽しんでいるかどうかは何とも言えない。

詳しく、いくらくらいなのかというのは知らないが、利用者様の生活の様子、食事内容を見ている限りでは割高のような気がする。毎日風呂に入る人、そうでない人、食事の内容、就寝時間等々によりかなりの個人差があるので、得している利用者とそうでない利用者の差が激しい。

主食、副菜2つ、果物という食事がほぼ毎日ローテーションされるが、副菜の一つが必ず野菜の煮物である。もう一つの副菜は基本魚の煮つけか牛肉やハンバーグ類である。 同じ食生活を認知症でない成人が1か月続けたらおそらく飽きると思われる。 味付けも大体どの職員が作っても同じようになっているので物や利用者によっては無意識下で飽きているのか受け付けない事もある。 食事の介助は職員が時間に追われて全介助の利用者に無理やりシリンジで食べさせたという話を聞くこともあった。 そういったことを鑑みるとあまり良いとはいいがたい。

アットホームな施設を心掛けているので入居者によってはとても毎日明るくにこやかな方もおられるが、スタッフの対応が職員ごとに違うので戸惑われる利用者様がおみえな事もあった。スタッフの入れ替わりがかなり激しい。昼勤と夜勤にはそれぞれ専門のスタッフがいて、良くも悪くも大きく雰囲気が変わったりすることは少ないようには見えた。 要介護度が1の方から5の方まで幅広くおみえの為、いろいろな特徴を持った利用者様がいた。長く入居されている方が割と多く、中には10年近い方も見えた。

芸濃町の駒田医院の先生に往診をお願いしており、その指示のもと場合によっては近隣の救急病院へ連絡を取ったりと連携は取れていると思われる。 夜勤従事者に有看護資格者がいるので、夕方までの状況を引き継ぎされている。 ただし、常勤ではないので資格者不在の際は先生の往診等に頼る形になる。

車でないと来られない場所にあり、公共交通機関等の利便性は全くない。 自然環境は充実しているが、ある意味隔離されているような場所となっている。 周辺は住宅地の裏手になるがそれほど騒音がある場所ではないので静かである。 交通も近くのアパート住人の車がたまに通る程度なので危険性は少ない。