介護老人保健施設　洛和ヴィライリオスの口コミ・評判　あなゆき（女性/40代）

外観はマンションといった感じです。ロビーやリビングルームは木目調の床がぴかぴかしていて、清潔でゆったりしています。居室は個室と2人から4人部屋があり、２人以上の部屋でも仕切りがされ、プライバシーが守られる作りになっています。１人１人の生活を大切にしたいというのがモットーだそうです。

毎月のようにお出かけ会やお祭りなどのイベントが開催されています。イベントを通じて、地域の方やボランティアとの交流がさかんに行われています。この施設ならではのレクリエーションは、週1回グループごとにアートセラピーがあること。作品は展示会に出展されることもあるそうで、はりきって創作に励む入所者の方もいました。

入居金はいりません。月額費用は、要介護の階級や部屋のタイプによってまちまちです。だいたい費用は１０万円前後になります。おむつ代、レクリエーション代、消耗品などは別途実費が加算されます。

食事は管理栄養士の方が担当されており、体調と好みを考慮したメニューになっています。この施設では、基本的にユニット単位で行動をともにするのだそうで、みなさん仲良く食事を召し上がっていました。

看護スタッフ、介護スタッフはすべてユニットごとに配置され、いつも顔なじみのスタッフが応対するおかげか、スタッフと入居者はおたがいに信頼しているようにみえました。言葉をかわさなくても、相手のことがわかるというのは、安心感にもつながるのかもしれません。

看護スタッフ、介護スタッフとも２４時間常勤しています。そのうえ、顔なじみのスタッフが担当するので、体調に変化があればすぐにわかるのだそうです。また、血液透析治療の方も対応可能なので、安心です。緊急の時には、洛和会丸太町病院が対応します。

JRの駅、バス停から徒歩で行けますので、アクセスはよいです。嵯峨野の閑静な住宅街にあるうえ、施設内にはちょっとした植樹もあるので、自然環境にも恵まれています。

まず、血液透析治療や認知症の方も入居可能なのが、この施設の一番の長所です。レクリエーションにアートセラピーを取り入れているにも、ユニークだなと思いました。