伊豆高原〈ゆうゆうの里〉の口コミ・評判　ROMPER（男性/80代）

国立公園内に作られていて、敷地はとても広いです。 木々に囲まれて、２階建てのコンクリート造りの建物が十棟。各棟の間は屋根つきの廊下が通っていて雨の日も濡れずに大部分の所を行き来できます。 居室は、約31㎡から約53㎡まで４種類。一人でもご夫婦でも入れます。 バス・トイレ付き。オール電化。IH式のキッチンなので万一火事になる危険はなさそうです。 居室内の２か所（トイレ近くなど）に「動きセンサー」があり、もしも１２時間以上、室内に人の動く気配がないと、スタッフの方が様子を見にきてくれる、これには安心感がありました。 お風呂は各居室のほか、別に大浴場があり、温泉なので楽しめそうです。 銀行・郵便局コーナー、売店やランドリー室などがあり、日常生活はこの施設中ですべてできそうです。

図書室、集会室、理容美容室、売店、銀行・郵便局コーナー、喫茶コーナーなどいろんな設備がそろっています。 私が見学した日には、外から業者さんがきて、展示即売会をやっていました。 居住者さんの間では、いろんなサークル活動（コーラス、カラオケ、囲碁、麻雀、絵画など）があるそうです。健康保持のためトレーニングジムもあります。 毎月催し物があり、「ゆうゆう」という小冊子やブログにも投稿でき、退屈するヒマはないでしょう。

入居一時金は、約1400万円～約2500万円（部屋と入居人数によって変わります）。生活費は一人当たり毎月11万円ほど。 これはかなり高いという印象ですが、国立公園内の静かな別荘暮らし とでも言える生活に、価格に見合う価値はあると思いました。

一般の会社の社員食堂とよく似たシステムです。食事は予約制ですが、予約せずにやってきた私も、メニューから好きに選べました。入居している従兄弟にチャーハンをおごってもらいました。味も量も料理屋さん並み・・とまでは行きませんが、家庭料理の味で、おいしくいただきました。

スタッフの皆さんが親切そう。すれ違っても笑顔の方が多いです。 入居者のみなさんの間でも挨拶がされていて、居心地はよさそうです。

敷地内に診療所があり、内科のお医者さんが常勤しています。 年一回の人間ドックと毎月の健康診断があり、健康相談もできるとか。 もしも介護が必要になれば、介護棟に転居できるようです。 （別途、一時金が必要にはなりますが） 蛇足ながら「共同墓地」も備えられているので、あちらに旅立つときもお世話になれます。

伊豆急行の「伊豆高原駅」で降りて、タクシー。料金は７百数十円でした。 徒歩なら駅から１５分程度（初めて行くには徒歩では分かりにくいようですが）。 海が近いので、魚介類がおいしいお店もありそうです。もともと別荘地なので、探索したら面白いお店や興味ぶかい場所が見つかるのかもしれません。 伊豆半島は地震がやや心配ですが、施設は標高４０メートル以上の場所にあるので、大津波がきても大丈夫とのことでした。 また、買い物や通院に街まで出かけたくなったら、定時巡回するマイクロバスがあり、それを利用できるのは便利と思いました。

見学会がときどき開催されているようなので、興味をお持ちになったら、まずはそれに参加されるのがよさそうです。 都会から離れているためか、ご家族や見学者が安価に泊まれる部屋があります。泊って体験入居してみたい方には便利でしょう。