あんしんマンション雲浜おあしすの口コミ・評判　コーサン（女性/70代）

建物は元は工業用の3階建て鉄筋作りのビルです。古いのは我慢できるのですが、グループホームなので各自個室なのですが、窓の外は駐車場、その向こうは広い道と緑の一本もない景色。入所のころは散歩に連れ出しても、付近は建込み家と会社のビルが続きあまりうるおいのない風景。しばらく行くと海にでるので、それが救いだった。ただのちには歩けなくなりでかけることもなくなった。毎日、窓からみちを走る車をぼんやり見てるのが不憫だった。

入所して4年足らずでしたが、イベントなどのお知らせは聞いたことがなかった。一度だけ市のイベントの「食の祭典」に車いすでつれていってもらったと聞いた。施設内には食堂兼みんなの交流場所がありそこでちょっとした誕生パーティなどがあった模様。ただ入所のころよりだんだん職員の手不足ややめる人が多く、慣れない職員が増え、ない日の介護だけで大変そうであった。

私の実母のことなのだが、お金の面は実家の弟がやりくりしていたので正確には知らない。基本的に１２．３万は必要と言ってた。父親の年金が１４万くらいは入るらしく足りないことはないということだった。おむつなどは施設で買ってもらうと高くつくので、安い時に買って届けていた。実家からも私の家からも近かったので月に何度か訪問することができた。

母の場合はあまり好き嫌いも言わず、出されたものをなんでも食べていた。認知症のせいか「おいしい？」と聞いてもいつも「うん」という返事。亡くなる前日まで自分でお箸で食べていた。ただ大好きだった果物があまり出ないようなのでよく一回分ずつ届けたていた。蜜柑など大目に持って行っても、職員の方があづかって一つづつ渡してもらえるとのことだったが迷惑をかけそうだし、喜んで食べる顔も見たいのでその都度届けていた。

私が見てる限り、職員の方はやさしく対応しているように見えた。慣れない新人のかたもいるし毎日のことだから大変だと思う。私たちが訪問してもいつも明るく挨拶してもらった。

月に一度家来持病の診察胃のため、病院の診察が必要だったが、本来施設から連れていってもらえるはずなのだが、人手がないらしくたいへんそうなので私たち家族で連れて行ってた。送り迎えもこちらでしていたが、足が弱くなり、車いすの移動になってからは、病院までの送迎だけを施設の方に頼んでいた。病院では検査や投薬まで、4.5時間かかることもあり、これを手不測の職員でするのは難しいここと思った。ただ、病院内ではいろんな施設の職員が病人をつれてきているのが目につくので、されてるところも多いのかなとは思った。

街中にあり私たちがたづねるには便利だったが、近所に公園や緑がほとんどなく、本人にはわびしいのではと思ってはいた。ただ認知症があったし本人はとくになにも言ったことはなかった。

手続きなどは実家の弟が全部してくれたので、あまり詳しいことはわからない。グループホームというのは各人の自立も尊重しての介護と聞いていたが、入った当初は歩けたので、みんなの洗濯物をたたむのがしごとだと聞いたが、すぐに歩けなくなってきたので結局なにもせず、食べる以外は一日ボーッとしてるだけになった。家にいたときは家のまわりをずっと歩いていて足腰はしっかりしてたが、施設ではあるくところもなかった。