特別養護老人ホーム　あったかの家みさとの口コミ・評判　とくとく（女性/40代）

開設3年目になります。開設当初から勤務しています。 以前はデイサービスをしていましたが現在はしておらず、今は特養のご入居者がそのスペースで機能訓練をしたり貼り絵などの活動をしています。 ユニットケアの施設なので各居室は個室でトイレは10居室あたり3つ共用のものがあります。 チェアインバス（椅子に座ったまま入浴できる）と機械浴(寝たまま入浴できる）と個浴（家にあるようなお風呂で手すりがついている）があり身体状況に応じて選べます。

月に1回カフェがありドリップしたコーヒーと手作りおやつを提供しています。 平日ほぼ毎日専門の職員が各フロアーを廻り体操や風船バレーをしに来ます。 私が勤務しているフロアーでは月に一回外出レクリエーションを実施しております。ショッピングモールで買い物、遊園地に行ったり飲食店で昼食を食べたりしています。（各回4,5名） 納涼会、クリスマス会、敬老会をしておりボランティアさんもたくさん来ます。 不定期ですが、手品・歌・ハンドマッサージ・紙芝居のボランティアさんが来ています。 カラオケの設備があり研修などで部屋を使っていなければ使用できます。

今年の8月から食費などの自己負担が始まり（在宅だと食費はお客様負担なので施設でも同様にしようという事らしいです）月平均で約15万円ほどの自己負担になりました。費用負担が急に多くなったので1,2人ほど対処するご入居者もいるようです。他は要介護度に応じたご負担額になります。

私が勤務しているフロアでは毎週火曜日と金曜日の昼食時に厨房ではなくフロアで炊飯器を使用して炊飯をしています。米は厨房に職員が取りに行き米とぎはご入居者がしてくださいます。ご飯が炊ける匂いや炊き立ての味を楽しんでいただいています。 ふりかけが厨房からきているので塩分制限がない方は希望すればご提供できます。 食形態は常食（一口ほどに切ったもの）、刻み食（咀嚼が難しい方向け）、ペースト食（嚥下に支障がある方向け）があり介護職員や看護士が相談しながら選択しています。 月に1回季節に応じた行事食があります。（おせち料理や土用の丑の日のウナギなど） ご入居者にお聞きしても8割くらいの方が美味しいとおっしゃっています。

基本的にフロアー間の人事異動がないので（職員とご入居者の信頼関係を大事にしているため）他のフロアーのことはわかりません。私が勤務しているフロアーは当たり前ですがご家族やどなたに対しても笑顔で挨拶をします。 ご家族にお伝えしなければいけないことは専用の連絡ノートで諸職員間で共有し確実にお伝えするように努めております。

夜勤は特養なので看護職員はオンコール対応です。（専用の電話を持って自宅待機。緊急時は施設に駆けつける） 夜勤は国の規定通りご入居者20人あたり介護職員1人です。 看取り介護を実施しています。（希望する方のみ最期の時も病院ではなく施設で。介護と看護が連携して実施しております。） 胃ろうや吸引を必要をしている方は現在はご入居できません。 入浴後に全員保湿剤を塗っているのでスキンケアは徹底されています。 月に1回内科と皮膚科の往診があります。（全員ではなく看護士が必要と考えた方のみ） 採血した後は内出血が起きやすいので看護士から介護士に必ず申し送りがあります。看護と介護の連携は良好だと思います。

最寄駅から10分以内（健常者であれば）で到着できます。最寄駅には大きなショッピングモールがあり買い物も便利です。 田畑や養鶏場があるなど自然も豊富にあり季節感を味わえます。 田園地帯なので騒音も少なく静かです。

お酒はご入居者によっては看護士の判断で施設預かりで許可しています。タバコは不可です。 畑で作物を育てていて月に1回のカフェの時に調理して提供したりしています。