※こちらの口コミは8年以上前に投稿されたものです。
安心して任せられる場所
みっち68(女性/60代)
投稿日時:2015年11月25日
居室/設備
訪れるたびにいつも清掃が行き届いていると感じました。
父の部屋は四人部屋でしたが、広さに余裕がある為隣の人が気になることもほとんどありませんでした。(それ以前に、日中はほとんどの人が食堂に集まっており、部屋では夜寝るだけという感じでした)
3階の居室からは遠く山も臨め、明るい雰囲気で収納箪笥にも余裕がありました。
エレベーターは2基あったと思いますが、入居者が勝手に出かけてしまわないよう、特別にあるボタンを押さなければ動かないという配慮がなされていました。
廊下は広く、バリアフリーはしっかり考慮されていたと思います。
行事/イベント
季節ごとにお花見だったりクリスマスだったり、多くの行事があったと思います。年に数回は家族も参加できる会があり、ご案内状が届きます。この会は当初は入居者と家族が一緒に食事も楽しめましたが、途中から人数が多くなり過ぎたのか会場の都合で入居者と家族が別々の部屋で食事することになったのだけは残念でした。
私の父は既に認知症が進み、季節感も何もわからなくなっていましたので、行事への参加意向を聞かれるハガキに欠席で返事を出すことが多かったのですが、ホームの方がわざわざお電話をくださり、「全然わからなくなっているわけでなく少しでも刺激になるでしょうから、ぜひ参加させてあげてください」とおっしゃるなど、親身な対応に感謝することが多々ありました。
日常的に体操や歌の時間なども多かったようで、すっかりぼけていると思っていた父がそういう時間に率先して歌っていたと聞いて驚いたこともありました。自宅ではとてもしてあげられなかった数々の行事はありがたい限りでした。
費用/価格
毎月の部屋代、介護、食事などの費用はほぼ7万前後だったと思います。それに毎月かかった分の医療費とお小遣いで、父の月々10万ほどの年金で充分余裕がありました。お小遣いはパン一つまで細かく使った物を報告してくださいます。ひげそりが壊れた時など、本当は家族が買って持って行かなければいけないのだと思うのですが、あまり伺えない私の状況をご存知で代わりに買ってくださる時も、価格帯など希望をきっちり聞いてくださいました。
余談になるかもしれませんが、父の年金は通常余裕で余っていましたが、年に数回体調を崩して入院したりする時にはどうしても医療費がかさむので、通常月に余った分を全て使い果たす感じでした。これから入居なさる方は、入院時の費用をしっかり見込んでおいた方がいいと思いいます。
料理/食事
入居当初に家族もお食事を試食することができましたが、味は物足りないほどの薄味ではなかったと思います。(入居はだいぶ前なので、今でも試食ができるかはわかりません)
訪問した時にメニュー表を見ると、季節感をしっかり取り入れたメニューが多いとも感じました。
父は入居当時は食事の介護は不要でしたが、数年のうちに要介助(「食べましょう」などの声かけも含む)から、最後は全部食べさせていただく状況でしたが、各段階で安心してお任せできる優しい職員さんが多かったと感じています。
私もそうでしたが、ふだんホームにお任せしっぱなしでたまにお邪魔する時にお礼の気持ちのお菓子を持って行く方が多いので(持って行かなくても全然大丈夫ですが)、おやつの時間も楽しそうでした。
施設の雰囲気
このホームに入る前に2か所のホームを体験しましたが、どちらも職員の方の対応に疑問を感じ信頼できず退所しました。
こちらのホームは家から遠いせいもあり年中顔を出せたわけではありませんが、だいたいにおいて穏やかで親切な職員が多いと思います。
すっかりボケた父にいくら話しかけても反応がなく困っている私を見ると、「きのうはとてもおしゃべりでしたよ」とか「この前調子のいい時にはニコニコしていましたよ」などとふだんの父の様子を教えてくださり、驚くとともにあり難い限りでした。
ただ、ぜいたくな話だと思いますが、たくさん持って行っていた父の洋服のうち、いつも着る洋服が限られていたようで、亡くなって片づけに行った時に少し気になりましたが、そんなのはたいした問題ではないでしょう。
介護/看護/医療体制
私の父は入居中に何度も体調を崩し入院しましたが、そういう事は突然起きることがほとんどです。連絡をいただいても、遠いし仕事はあるしですぐ病院に駆けつけられない事も何度かありましたが、本来は家族の付き添いが必要な通院もホームの方が代わりに連れて行ってくださった事が何度もありました。(ただ、検査後の病状説明などはやはり家族が聞かなければならないので、必ず行く必要はありますが)
入院が長くなると、病院に行った時に看護士さんから「きのうホームの方が様子を見にいらしていましたよ」と伺うことも何度もありました。
自分の都合がついても、両足切断した父をタクシーや自家用車で病院に連れて行くことは難しく、いつもホームの方の運転で連れて行っていただき本当に助かりました。
それまで対応の悪いホームばかり見ていたせいかも知れませんが、サンシャインホームの職員さんは皆さんご親切で感謝してもしきれません。
周辺環境/アクセス
電車で行くと駅から歩くのが遠く、ほとんど自宅の車で行っていました。渋滞が多く家から2時間以上かかることが多かったので『不満』とさせていただきましたが、駐車場は広くてとめやすかったと思います。
歩いてすぐの所にダイエーもあり、買い物が不便ということはなさそうです。
車で行けば周辺に大きなイオンモール武蔵村山があったりするので、ホームを訪問してちょっと暗い気持ちになった帰りに、自分の買い物でストレス発散をしたりしていました。
その他
父の認知症がわかってすぐに待機リストに登録し、1年半ほどホームや病院を出たり入ったりしてちょうど途方に暮れていた時に入居の順番が回って来ました。
遠すぎるので当初は辞退しようかと思いましたが、そうすると簡単には順番が回って来そうもないことに加え、区の担当の方が「自分一人で頑張り過ぎず、お願いできるところは頼った方がいいですよ」という温かい言葉をくださり決断しました。
それまで入院していた病院では家族がいない間は両手に手袋を付けてベッドの柵にひもでつながれていましたので、特養ではそれが禁止されていると聞いたのも大きな決断のきっかけとなりました。
それまでの病院とホームが信頼できない所でしたので、私は仕事も辞めてほぼ毎日付き添っていましたが、サンシャインホームに入居して信頼できるホームだと思えた時点で仕事復帰ができました。
いろいろ心労の多い介護生活で、信頼できる場所と人ができたことは本当に幸せでした。
特別養護老人ホーム サンシャインホーム の施設詳細
空室状況
満室
更新
入居条件
自立
要支援
要介護
こだわり条件
施設詳細
施設名称 | 特別養護老人ホーム サンシャインホーム |
---|---|
施設種別 | 特別養護老人ホーム |
施設所在地 | 東京都武蔵村山市伊奈平4丁目10番地の2 |
入居定員 | 100名 |
居室総数 | 33室 |
開設年月日 | 1996年04月01日 |
居室面積 | 10.2 〜 14.6m² |
介護事業所番号 | 1374900171 |
運営事業者名 | 社会福祉法人武蔵村山正徳会 |
運営方針 | その事業は介護保険法並びに社会福祉法に則っているか。 その事業はご利用者に感動を与えることができるか。 その事業の中に自分自身が出せているか。 その事業の財源は確保されているか。 |
サービスの特色 | ユニットケアとする小集団での生活を送っていただくことが出来るような職員配置。 |
待機者数 | 266人 |
※ この情報は厚生労働省「介護サービス情報公表システム」の情報に基づいています。
(2020年08月27日更新の情報です)
特別養護老人ホーム サンシャインホームの地図
住所
〒208-0023東京都武蔵村山市伊奈平4丁目10番地の2
交通アクセス
JR青梅線
昭島駅北口下車 バス(エステート立川経由) 15分 エステート立川下車
西武拝島線 西武立川駅下車 バス(エステート立川経由) 5分 エステート立川下車/徒歩20分