ケアハウス　はまゆう園の口コミ・評判　west（男性/70代）

建物は築後１年程度で新しく、全体的に明るく、清潔であった。３階建てで、各フロアの定員は１０名あまりの、こじんまりとしたケアハウスであった。日当たりの良い部屋で気持ちがよかった。部屋は個室で１２畳程度はあったであろうか、ベッドを中央に置いても、狭さは感じなかった。食事は、歩けない人でも食堂まで行って皆で食べることができ、少しでもお互いに話ができるのはよいと思った。風呂は、寝たきり人向け、および自分で入浴できる人とにわかれていて、使いやすそうであった。週２回の入浴が可能であった。その他、完全バリアフリー、手すり有、ドアは十分に広い、防音は問題なし、室内にトイレありなど、ほとんど不満はありません。

行事は月１回を目標としていたようだが、守れない事もあったようだ。ただ春にはお花見もあるし、屋上で花火を見たり、外での食事会もあり、楽しめたようだ。

個室で１３万円／月程度です。また入居の際には、敷金のようなもので２０万円ほど支払ったように思いますが、退去のときに全額返還されました。おむつなど消耗品は、持ち込んでもよいですが、施設側で調達してもらった方が安価な場合もあったようです。支払は銀行振り込みで問題なし。

朝食はパン、ご飯など、事前に選択かのうでしたが、昼食、夕食は決まったものです。安価な食材なのでしょうが、良く工夫してくれてました。日本一のマグロ水揚げを誇る町が近くにあるためか、マグロの刺身がでたこともあるようです。唯一不満なのは、朝食８時、夕食５時前であり、夜の食べない時間が長かったことです。

スタッフは、みんな明るく、気軽に話ができる雰囲気です。また仕事の合間には、ベッドまで来て良く話をしてくれたそうです。大声を聞いたことはありません。スタッフの一人が、水から写経したものをプレゼントしてくれて、その心遣いに感激しました。

看護師は日中だけです。入居の時確認しているので、特に問題はありません。風邪などの軽い病気の際には、ケアマネージャが病院に連れて行ってくれました。また病院も、入居前のかかりつけ医だったところまでわざわざ行ってくれて、感激しました。

施設は街の中にあります。ＪＲの駅から徒歩５分、バスの駅からも同じ程度。ただ田舎ゆえ、電車などは極度に不便で、基本的に車利用です。駐車場が信号のすぐそばで、車を止めつらかったことが難点。

広い個室で１３万円というのは、都会では絶対に実現できない安さだと思います。現在の私の住居である神奈川では、家の目の前に同じような施設ができましたが、入居一時金が５００万円、毎月２０万円程度と、雲泥の差です。また田舎の方が時間もゆっくりと流れ、介護士もおっとりとした人が多いように思います。古くからの付き合いで住み慣れた街を離れたくない気持ちは理解できますが、費用を考えたとき、田舎のケアハウスを候補に入れるのも一つの考え方だと思います。新しい付き合いを求めるのも、刺激にもなり、悪いものではないと思います。