グループホームちいさな手横浜さかえの口コミ・評判　ビンちゃん（女性/60代）

介護施設でありながら、匂いはまったく気になりません。掃除はいつも行き届いており、清潔感があります。二階建てですが、どちらの階もバリアフリーに作られおり、車椅子、歩行器を使った移動もまったく問題ありません。個室はベッドとクローゼットがあってもまだゆとりがあるので、６～８畳の広さだと思います。雨の音が聞こえないので、防音性も十分なのでは。

入所してまだ一年余りなのですが、毎月のお誕生会、春には近所の公園もしくは少し足を伸ばしてのお花見、家族を呼んでの納涼祭、運動会などがあり、その他にも百円ショップやコンビニなどにも連れ出してくださっているようです。

入所一時金が30万円で、一ヶ月19~20万円です。本人の年金で支払うことができています。歩いていける都市銀行のATMから振込みができるので、支払いに負担感はありません。だいたい週１～２回の頻度で面会に行っていますが、毎月封書で送られてくる請求書に介護スタッフの方から見た母の近況が書かれた一筆箋が入っているのがうれしい心遣いです。

今のところは自力で食事ができています。母は料理が苦手な人だったので、自宅で食べたことのない料理が出されるのは、良いのではないかと思っています。いろいろな食材を使っており、毎月一回季節の御膳があるようです。

グループホームで、９人の入所者に３人のスタッフという少人数ですから、アットホームな雰囲気だと思います。四六時中トイレに行きたがる方がいたり、母も思いがけず暴言を吐いたりする人(私もおばも驚きました)ですが、スタッフの方は忍耐強く対応していると思います。スタッフの入れ替わりが頻繁なような気もしますが、若い人は介護職は長続きしない傾向があり、どこの施設も同じ問題を抱えていると思います。

母は、入所前から総合病院の精神科で認知症の治療を受けていましたが、入所後暴言を吐く症状が出たことから、担当医が抑肝散を処方してくださいました。しかし、このところは血圧が高めなことから、施設の嘱託医が一日３回服用を２回にしてくださったり、２回でもカリウムの値が芳しくなくなったのでさらに減らして１回にしてくださったり、健康管理の目が行き届いていると感じています。以上の経緯も電話や対面で丁寧な説明がありました。

静かな住宅街にあります。近くに桜のきれいな公園もあり、コンビニもありますが、歩いて一緒に買い物に行くには少し離れすぎています。大船駅～戸塚駅循環のバス停から少し離れているので、面会はもっぱら車を使っています。エントランスに２台、近くに３台、計５台分の駐車場があります。

母が在宅での日常生活を送るのが難しくなった頃、たまたま空室があるホームをケアマネさんから紹介され、見学に行って入所を決めた翌日に母が家の中で転倒し大腿骨を折ってしまいました。このまま寝たきり一直線かと暗澹たる気持ちになりましたが、湘南鎌倉病院の外傷チームが手術･リハビリをしてくださった結果、歩けるまでに回復し、無事入所することができました。ホーム長さんが、自宅よりもホームの方が歩く練習が出来ると言って下さったのも心強く感じました。母に何が必要か、こういうものはどうかというメールにも丁寧な返信があり、助かりました。