西宮すみれビレッジの口コミ・評判　しめ鯖（男性/50代）

個室は八畳ほどあり狭くは感じません。大人四人くらいが見舞いに訪れても窮屈ではないです。線路沿いに建物があり、電車の音がうるさく、眺めも良くはありません。部屋にトイレはなく、洗面所があります。掃除は行き届いており不快感はありません。

季節にあわせたイベントの他にカラオケ大会などが催されているようです。みんなで和気あいあいというよりは、出席する人は同じ顔ぶれでイベントに全く顔を出さない人も結構います。介護レベルがそれぞれですので仕方がないところだと思います。

月に負担するコストは25万円ほどです。年金と介護保険で賄えるギリギリのコスト設定です。紙おむつは買い置きしておけばそれを使ってくれますが、在庫が切れると実費を請求去れますので買い置きを切らさないようにしておくことが重要です。

栄養バランスは考えられているようですが、美味しそうなではありません。自分で食べることができない入所者も多く、食べやすく具材は細かく刻んであります。またむせないようにとろみをつけてある料理が多いです。

介護スタッフの態度は個人差が大きく、愛想のない職員もいます。家族の介護をめぐり、メチャクチャ揉めました。そもそもワンフロアに介護士が二名しかおらず、便意を催してコールをしても誰も来ないことがしょっちゅうあります。また家族が部屋にいるときは愛想よく振る舞うのですが、家族がいない時には舌打ちしながら下の世話をすると父がこぼしていました。

介護士の職員数が少ないです。コールボタンを押しても職員がすぐに駆けつけることは皆無です。介護レベルの高い入所者が多いので（意志疎通の難しい人も多い）、万が一のことがあっても誰も施設の責任を問うことは難しいでしょう。せめて職員数は増やすよう施設と話し合いましたが願いが聞き入れられることはありませんでした。

市内にあり駅からも近いので見舞いに訪れるのは便利です。駐車場は二台分しかありませんが、止めることができなかったのは数回しかありません。家族が見舞いに来る頻度がとても少ないようです。他の入所者の親族の方を見かけたことが極めて少ないように思います。

自宅で介護できない家庭にとっては面倒をみてくれるだけでありがたいとは思いますが、自分が身体の自由が奪われでもこの施設で過ごすのは遠慮したいです。人間らしい扱いはされませんし、笑顔で優しい介護士の方も見受けられません。彼らも恵まれない境遇で仕事をしているので仕方がないのかもしれませんが見舞いのたびにとても憂鬱な気分になります。