特別養護老人ホーム郷原の里の口コミ・評判　あたろう（女性/70代）

近くに野呂山が見える環境で、実母ははじめは併設のケアハウスに入居しました。 田舎から連れてきたので、環境が変わり認知症を心配しました。 お医者さんの経営なので、安心して託すことが出来ました。ケアハウスでは個室で６年暮らしましたが、母は一人暮らしが長いので、ケアハウスの環境になじんでくれました。 食事内容が特に、素晴らしく、お年寄りに、毎回待ち遠しくなるような内容でした。 介護度が上がり、特養にすんなり入ることが出来、４人部屋に移りました。 職員さんは、丁寧で、暖かく接していただき、９８歳で天寿を全うでき、感謝でいっぱいです。 最期を迎えるまで、病院などに転院せず、手厚く看護していただきました。

暦通りのイベントが取り入れられ、毎月カラ—の通信が送って来たので、様子を知ることが出来ました。花見のシーズンには、車で見物に出かけていました。 誕生会、母の日などは家族も参加して一緒に食事をいただきました。 食堂に写真がたくさん貼ってあり、それらの内容を垣間見ることが出来ました。 比較的お元気なお年寄りは、畑で、お花やサツマイモを植えて収穫を楽しんでおられました。 昼間は寝たきりにならないように、歩行訓練、を無理のない程度に、させてくださいました。

ケアーハウスは、８万円位で、後は、おやつ、衣類、おむつ、パーマ代などで、１０万を超すことが多かったです。母の年金は１２万５千円位でしたので、あまり余裕はありませんが、何とか払えました。少しは私が援助しました。 特養に行っては７万から８万くらいかかりましたので、４，５万は余りました。 年金証書や通帳は、施設に全部預けていましたので、毎月の残高のコピーで、確認していました。

はじめに驚いたのは、刺身の洗いが出て、お米が上質米を使ってあることでした。 おかずは４，５品あり、我が家では、とてもこれだけの料理で、母を喜ばすことはできないと思ったことです。 お年寄りにとって食事は何よりの楽しみなので、よいところに出会えたことを喜びました。

スタッフは、若い人が多く、男性も多くおられました。１１年お世話になりましたが、 長く勤めておられる方が、多いように思えます。 経営者が、家族やスタッフから、評判の良い方で、そんな、暖かい雰囲気がよい感じの施設を作り上げていると思います。

お医者さんの経営なので、早く異変にきづいてもらえました。

車で１５分のところなので、便利でした。 バスとうりから、入り込んだところで、初めて行くときはわかりにくいでしょうが、 大きな建物があまりない田舎ののんびりしたところなので、静かな環境です。

一応禁酒禁煙でしたが、お見舞いの方用には、コーナーがありました。 ケアハウスの頃は、車を持っておられる方もいて、届を出すと外出することは自由でした。 旅行に行く方もおられました。 私も母を郷里の墓参りに連れていくこともありました。