特別養護老人ホーム第二菖蒲の郷の口コミ・評判　たまこ（女性/40代）

施設は新しいので、きれいです。バリアフリーになっているので、車椅子の方でも難なく移動はできるようです。 今の部屋は2階ですので窓からの眺めも良いですが、周りも木々に囲まれており静かな感じです。 ベッド脇にはセンサーがついているので、もし勝手にベッドを下りたりした際はブザーがなるようになっているので、その点は安心感があります。 オムツ使用者が多いようですが、その辺の対処がしっかりしているのか不衛生に感じることはほぼありません。

夏には、夏祭りのようなものをやったり、たまにショッピングセンターで家族との時間を設けてくれたりするようです。 レクリエーションは多いとはいえないようですが、入居者に合わせて折り紙だったりしてくださっているようです。

当初、トイレなしの部屋を希望していましたが、たまたま空いた部屋がトイレ、テレビつきとなり若干予想していた費用よりかかってしまいますが、足が不自由になり、普通の生活が困難になり、面倒を見ていただいてるとすれば、今までかかかる生活費などとほぼ変わらない点では良いといえると思います。 ただ、施設とのお金のやりとりが面倒で、入金するに当たり、キャッシュカードは作ってはいけないとのことで、わざわざ通帳を施設までとりに行かなければいかず、この点は数ヶ月に一回であってもわずらわしさを感じてしまいます。

比較的家庭的な料理が多く、味も薄めですので、健康的に思います。 毎日、おやつの時間があり、洋館、ゼリーなどがでてくるので、その時間を楽しみにしているようです。 もし、家族がこれを食べさせたいというのがあれば、持ってきても良いとのことで、ヨーグルト、プリンなど何か入居者の方が好きなもの、もしくは家族の方が食べさせたいものを持ってきてお願いすれば、おやつの時間だったり、食事の時間に、出してくれるそうです。

スタッフの方も忙しそうですが、少し皮膚ががさがさだったり、足がむくんだりしたときに、次回看護師か医師が来られたら、相談してくださいと頼んでいたところ、ちゃんと医師に相談してくださり、血流の悪さによるものだからとマッサージ方法を教えていただいたそうで、それを毎朝実践してくださっているとのことでした。それから症状も改善されていき、こちらのスタッフの方々の対処に感謝しています。

どのくらいの人数のスタッフが常時いるのかはわかりませんが、以前スタッフが目を離したすきに、勝手にトイレへ行こうとし、こけて頭を打つということがありました。すぐにこちらに電話があり、今から病院へ連れて行くとのことでした。 大事には至らなかったので良かったのですが、少し認知症があるため足が悪いにもかかわらず、”できる”という思い込みで自分だけで勝手に立つことは承知していらっしゃったと思うのですが、”少しの間・・・”ということで、スタッフの方が目を離した隙のことでした。 大変だとは思いますが、わずかなことで大事になってしまうのは人数だけの者ではないような気もしています。

駅からのアクセスもあまりよくなく、公共交通機関もほぼありません。近くに住宅地はありますが、そこから山の方へ奥に入っていったところにあるので、車などでないと行きにくいです。 確かに自然がいっぱいなので静かですし、騒音などの心配もありませんが、暗い時間帯はちょっと怖い感じがします。

当初申込者多数とのことで、かなりの時間待機を覚悟していましたが、1ヶ月ほどで、空きがでたとの連絡があり、それから1-2週間ほどで入居できました。 ただし希望していたトイレなしというのではなく、トイレありの部屋となりましたが、次がいつ入居可能になるのかわからないので、承諾しました。 手続きは比較的スムーズで入居も容易にできました。