介護老人保健施設　咲楽荘の口コミ・評判　rump（女性/30代）

玄関からは二重扉で、毎回鍵を開けてもらう。床はフラットなので車椅子での出入りも安心。入り口ホールは広く、天井も高く、正面にスタッフの詰め所があるので、お互いに挨拶をできる安心感はあった。ほぼ全ての壁には手すりがあり、入居者の方も使用していた。広いホールにはソファーやテーブルセットがあり、そこに座って話すことができるようになっている。 居室は転々としたので一箇所ではないが、東側の居室の際は山の陰で少し薄暗い気がした。 廊下や居室にはスペースが充分あり、車椅子やベッドでの移動にも支障はなさそうで、何より隣のベッドとの距離があることで配慮を感じられる。鍵つきの棚も大きめで、着替えや小物の収納も充分にあった。各ベッドにカーテンもあり、プライバシーも守られている。

お見舞いは夜間が多いので食事の意見はないが、献立も貼り出してあったので季節の味を感じられていたよう。 地元の特産物も献立に取り入れてあったので、同じものを食べれているのかうれしかった。 お見舞いの際、好きなゼリーをよく差し入れていたが、それについては何も言われなかったので、食事については大らかだったように思う。 ただ食事後なので、口の周りに食事がこびりついていることが多々あったのは残念。 こぼすのは仕方ないことでも、もう少し食後のケア、タオルで拭く等の対応があればと思った。

どうしても仕方がないことだとは思うが、スタッフが全員マスクを着用しているので、表情がわかりにくく、暗い印象を受けること。 人によっては挨拶時でも会釈だけだと目がギョロッとして、冷たい印象を受けた。 入居者へは言葉がけ時は多少明るい声になるが、そこまでたくさん聞く場面もなかったので、暗く感じた。 夕方や夜間はデスクワークをされている方が多く、お疲れなのもわかるが、人と関わるお仕事なので、もう少し配慮がほしかった。 けれど普段と違うことがあったり、体調の変化があれば積極的に教えてくれる方もいたり、マッサージを行っているときに来られたスタッフの方が「○○さんいいですねー」と声をかけてくれる方もいたので、やっぱり人によるんだなと感じた。

立地が田舎とあって周囲には緑があり、大きな道からも離れているので室内は静か。ただ夜間等は静か過ぎて、叫び声のようなうめき声のような、少し不気味に聞こえることもあった。 施設から100メートルほど下るとメイン通りがあり、すぐにバス停があるので駅からのアクセスもよさそう。ただ通りからは見えない位置にあるので、車では少し見つけにくいかもしれない。 当時は施設から歩いて10分ほどの距離にコンビニがあったが今はなくなっており、代わりに同じ距離のところにドラッグストアができているので足りなくなったものの買出しには便利だと思う。 間近のコンビにへだと、歩くとなれば20分はかかりそう。

玄関脇には大型犬が飼ってあり、行くたびに和ませてくれた。吠えたりもしないので、犬が苦手な方でも通り過ぎるだけなら大丈夫そう。 けっこう高齢犬だったようで、いまもいるかはわからない。