特別養護老人ホーム愛生苑の口コミ・評判　めなめ（女性/40代）

個室は明るく広さもそれなりあって、清潔感もあるのですが、匂いこもるのが気になりました。 病院も同じですが、人が集団で暮らすところは仕方ないのでしょうか？ エントランスには季節によってひな人形が飾られたり、五月人形が飾られたり。また、入居者の方の書道や絵の作品が展示してあるのもほほえましかったです。 入居者の方が集まるリビングのようなところには、常に職員の方がいらっしゃって、目配りをされているようでした。 窓からの景色はさほど良くないです。隣の精神病院の駐車場がみえる程度でした。

毎月お誕生日会があり、バイキング形式でちょっとしたごちそうがでるそうです。毎月祖母は楽しみにしていました。 また、遠足や家族付添い可の一泊旅行もありました。職員の方も車いすの方には必ず同行しているようでした。 地域の夏祭りに参加したり、ホーム主催の運動会もありました。家族には事前事後の連絡が写真付きで必ずあり、祖母が楽しんでいる様子がうかがえました。

一ヶ月10万超だったようです。本人の年金でまかなえたそうです。 ベッド以外の家具は持ち込みだったので、タンスやソファーを買いそろえる費用はかかりました。 支払い方法はホーム指定の銀行に年金振り込み口座を変更して、そこから引き落としでした。

デイサービスの見学会に母が参加し、食事のおいしさを確認してから祖母は入居したので、「ここの食事はおいしい」と喜んでいました。また、毎月のお誕生日会の食事会もとても楽しみにしていました。 食事の介助が必要な状況までは入居していませんでしたので、丁寧かどうかはわかりません。

エントランスを入るとすぐわきに事務室があり。必ず「こんにちは」と声をかけられました。 居室へ向かう時も、すれ違う職員さんは必ずあいさつしてくれました。 認知症の方へは少々手を焼いている感じの職員さんもみえましたが、声を荒げるまではいってなかったように感じます。大きな声ではっきりと入居者の方に声かけしてみえました。 祖母はみんなの洗濯物をたたむ、などの簡単な作業を手伝っていたようで、自分はまだ役に立っているという気持ちが張り合いになってるようでした。老人扱いするのではなく、自分が社会の一員であることを認識させるということは大事なんだなと発見させられました。職員さんに感謝しております。

看護師さんはいる日といない日があるようでした。病院系列のホームなので、ある程度の症状がでると（肺炎とか食欲減退とか）、病院へ送られます。病院でリハビリまでして回復させた後、またホームへ戻すという連携がしっかりとれていました（祖母が亡くなったのも系列の病院です）。

最寄りの駅からは少々遠いので、もっぱら車で会いにいっていました。 ただ、駐車場が少ないので、空くまで近所をうろうろして待ったこともあります。 国道から一本入った住宅地にあるので、騒音はないです。

特別養護老人ホームなので、なかなかすんなりとは入れませんでした。 急な家族の事情で入らなければならなくなったので、父がずいぶんあちこち奔走したようです。 個室に入れたのですが、祖母は集合スペースにいることが多かったです。職員さんが声かけして連れ出していたようです。閉じこもらないのは痴呆症予防にもなるし、ありがたかったです。