東急ウェリナ旗の台の口コミ・評判　甘露（女性/50代）

築年数が3年ほどということもあり、施設全体はとてもきれいで広々として開放感があります。廊下も広く、車椅子や杖、または誰かが介助しながら行き来するのに十分な幅があると思います。マンションタイプの個室で、部屋タイプは数種類あるようですが、バリアフリーで玄関から居室への段差もなくフラットであるため、つまづいて転倒するといった危険性も低いと思われます。食堂はテーブルとテーブルの間隔も十分取られていて、他のテーブルの話し声がうるさいという印象はありませんでした。屋上には木や花、季節も野菜が植えられた屋上庭園があり、ティーパーティーが開ける程度のテーブルと椅子が置かれていて、建物の中にいながら、外の開放感を味わえるというメリットもあります。見晴らしもよく、いい気分転換になりそうだと思いました。

毎月、なにかしらのイベントが開催されていて、映画鑑賞会、お花見、水族館、東京スカイツリーなどのスポットへ出かけていく外出タイプのイベントと、夏祭りやマグロの解体ショーなど、施設内で行われてるタイプのイベントがありました。外出が難しい人でも施設内であれば参加できますし、自由参加（別途参加費が必要）ですので、自分の好みのイベントを選んで参加せきるという点がいいと思います。また夏祭りなど、入居者の家族なども参加できるイベントもあり、入居者と家族が会う機会が作られるのもいいなと感じました。

入居時の費用は契約によって何パターンがあるようです。入居時に一括で支払うケースや分割で支払うケースがあります。また、居室の広さによって価格が異なります。親族が入居した居室は１ＬＤＫタイプで一括払いで4500万ほどかかりました。別途月々に20数万円の支払いが必要であり、食事代やイベント参加費用が別途必要になりますので、たとえば通常の年金だけでは入居は難しく、かなりの自己資金が必要になると思います。

食堂でいただく食事はすべてスエヒロが監修しています。和食や洋食があり、日替わり定職のほか、おそばなど、単品メニューも選べます。高齢者向けということもあり、野菜などは小さめにカットされ、食べやすいよう配慮されています。その反面、ある程度歯が丈夫な人、健康な人には食べ応えがないと感じられる気もします。健康状態や年齢によってニーズも異なると思いますので、もう少し、量や食感などバリエーションがあってもいいのではないかと思いました。入居者と一緒であれば、来訪者も利用できます。食べた分だけ、月締めで請求されます。

数回訪れ、受付スタッフ、食堂スタッフ、清掃スタッフなど、さまざまなスタッフの方と接する機会がありましたが、みなさんとても丁寧な受け答えで親切だと思います。来訪者へもきちんと挨拶があり、ホスピタリティは高いと思いました。

2日に1度、メディカルチェックが居室で受けられます。提携の医療機関もあり、体調不良や怪我などの場合はそちらを紹介していただくことができます。その際、保証人にも、連絡が入るので入居者の健康状態に変化があった場合でも事前に知ることができ安心だと思います。

最寄駅からとても近く、ほとんど傘をささずに移動できる距離にあるので入居者、来訪者ともに利用しやすいと思います。近くに商店街もあり、日常生活に必要なものはほとんどそろうと思います。また飲食店やパン屋なども多いので、自炊したい人や気分転換に食堂以外で食べたいと思ったときも便利だと思います。

特にありません。